ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-03

[全般] 豪ドルとカナダドルに注目

ユーロの下げ止まり感が高まってきたと思ったらポンドが急落。そのポンドも流石に下げ過ぎたのかもみ合いに入ってきた。市場がユーロやポンドの後に注目した通貨が、まず豪ドル。東京の昼時間にRBAは金融政策を発表。予想通り0.25%の利上げを行ったが豪ドルは売り買いが交錯した。金利引き上げに関しては前回予想に反し据え置かれたことから、今回は慎重な動きがみられそれ程織り込む動きが見られなかったが、結果的にニュートラルとなった投資の買いと投機の売りがぶつかりあったような複雑な動きを見せたのは、それだけ方向感が見られない証拠だろう。その次に動いたのはカナダドルだった。23時に発表予定のカナダBOCの政策金利発表を前に買いが強まった。発表では何らかの変化があるような期待感が高まったが、発表後は結局行って来い。
結果的にユーロが対ドルだけではなく他の主要通貨に対して上昇しただけということになった。ギリシャ問題は今日にも解決の兆しがありギリシャ関連のニュースは昨日も流れたが反応は徐々に弱まってきている。市場は次のテーマを探し始めているという事かも知れない。次は米国の金融政策に注目が集まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 円高の動き止まらず

(米ドル円日足)


RBAが0.25%の利上げを決定したものの豪ドル円の上昇は限られたことで、クロス円の買いはまだ動き始める気配は見られなかった。ギリシャ問題も今日にはある程度の決着が見られるということだが、問題は単純ではなく今後も燻ぶり続けると市場は考えているのだろう。リスクに対しては依然慎重な動きがみられる。ドル円も昨日は89円を再び割り込み88円56銭と2月4日に付けた最安値である88円52銭に迫る下落となった。一目の雲の下限が依然として上値を抑えていることで上昇のきっかけがつかめない。金曜日の雇用統計までは89円を挟んだもみ合いが続くとみる。

ドル円予想レンジ:89円30銭~88円50銭

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[豪ドル円] 次の利上げは

(豪ドル円日足)

AUDJPY0303_hiashi.jpg


(豪ドル円時間足)


RBAは予想通り0.25%の利上げに踏み切った。先月は予想を裏切り据え置いたことから、今回は市場も慎重な動きだったようだが、利上げでも殆ど円キャリーの動きは見られなかった。次回の利上げは据え置かれるという観測が流れると慎重なムードが強まり結局ニュートラルとなった。チリの地震による銅の上昇や金利差などから豪ドルへの投資意欲は強く、下落場面では買いが待ち構えているとみてよい。結局前回の高値である80円75銭を抜けきれなかったことから前回の買い持ちの利食い売りに押されたとみられる。買いの動きが始まる時期は一目の雲の切れ目である3月11日が注目される。

豪ドル円予想レンジ:80円75銭~79円75銭

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[カナダドル円] 利上げ時期は7月

(カナダドル円時間足)


カナダ中銀BOCは昨日、政策金利を0.25%で据え置くことを決定。予想通りの結果ではあったが発表前からカナダ買いが強まった。前日のGDPの好結果もあったのか、俄かに利上げ期待が強まったことから投機的な買いが入ったとみられる。BOCの声明では量的緩和の必要性を事実上否定するとともに、通貨高に対してもこれまでのような牽制する文言も修正された。また、金融緩和の解除についても6月まで継続するとしており7月には利上げに動く可能性を示したと受け止められた。これにより出口戦略は他国に比べて早まるとみて良いだろう。時間足で見ると85円ミドルが底堅い動きながら上値も61.8%戻しの86円ミドルで跳ね返されている。ただ、前回の高値の85円80銭を上回ったことで上値を試す動きは継続と見る。次の上値目途は76.4%戻しの87円10銭から87円60銭付近とみる。本日は特に材料が見られず、昨日の高値手前までとみている。

カナダドル円予想レンジ:86円30銭~85円40銭

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