ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-03

[全般] 材料探し

特に目立った材料がないところを重箱の隅をつつくように一つ一つ材料にしたような一日だった。特に格付け会社の話が取沙汰されたがその中でやはり材料にしやすいのがユーロとポンドだ。ユーロは格付け会社のフィッチによるポルトガルやスペインなどユーロ圏にはソブリンデフォルトの可能性があるとの声明に欧州時間に入って売りが強まった。特に対円での売りが目立ちドル円も一気に90円付近から89円ミドルまで下落。フィッチは英国に対しても財政赤字削減のため改革が必要なことを指摘した。また、ムーディーズが英国の複数の銀行に対する格付け引き下げの可能性を指摘したことも下落を加速。ポンドは2月住宅価格が予想を下回る伸びとなったことや貿易収支も過去最悪の赤字額を更新するなどネガティブな材料が続いていただけに弱気のムードが広がった。しかし、NY市場に入るとその売りも一巡しほぼ行って来い。結局材料探しの動きが中心の相場展開であり、踊り場状態と見て良いだろう。このごたごたが過ぎれば再びドル円やクロス円の買いが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 調整の売り

(米ドル円時間足)


90円台前半でのもみ合いが長く続いたことでじりじりと先週の上昇分を調整する動きが始まった。今回の上昇が4日から始まったとすれば2円50銭。その38.2%戻しが89円70銭で、昨日は89円63銭まで下落したことで調整は一旦終わりと見たい。しかし、今日90円台をキープできないと50%戻しの89円40銭までの下げもあり得る。どちらにしてもそのレベルが戻しの限界とみて買いのタイミングを図りたい。

ドル円予想レンジ:90円50銭~89円60銭

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[ユーロ米ドル] ギリシャ問題の影響もそろそろ

(ユーロ米ドル時間足)


格付け会社のフィッチがスペインやポルトガルのソブリンデフォルトの可能性を指摘したことで対円対ドルでもユーロ売りが欧州時間に広がった。しかし、最終的にNYの終値にかけてその下落もほぼV字型で戻された。ギリシャの首相がオバマ大統領と会談したがその内容はまだ発表されていない。しかし、デフォルトスワップに対して何らかのお願いベースで行ったことはユーロにとってはプラスに働くだろう。そろそろこの混乱は終わりに近いとみて良いだろう。時間足のボリンジャーバンドの下限で跳ね返されて中心線に沿った動きが見える。まだレンジ内の動きとみれば、今日はこの線を上抜けして上限バンドを目指す展開と見る。

ユーロドル予想レンジ:1.3650~1.3560

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[ポンド米ドル] ネガティブ材料満載

(ポンド米ドル時間足)


東京の日中に発表されたRICS住宅価格が17%と予想の30%を大きく下回ったことで弱い地合いが続いた。その後欧州時間に入りフィッチやムーディズが格付け引き下げの可能性を指摘したことや1月の貿易収支が過去最悪の赤字額を更新したことで売りが加速。ユーロ以上に上値の重い展開が続いている。しかし、これだけ売り材料があってもNY市場に入ると買い戻しが強まる等、大半が仕手筋の取引とも見える。もう暫く安値圏でのレンジが続きそうだ。レンジ幅は最安値を付ける前の高値1.53付近からその戻しが始まった1.48ミドルとみる。今日はボリンジャーの上限レベルを試す展開と見ている。

ポンドドル予想レンジ:1.5100~1.4950

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