ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-03

[全般] EU会合やFOMCを終え

昨日は二つの大きな材料が重なる日となった。最も注目された一つEU財務相会合では結局具体策が出なかったものの緊急時にはEUが支えることで基本合意した。発表前には支援策が不十分となりギリシャ懸念が再燃するという思惑からユーロが売られる場面もあった。ギリシャの財政再建のプログラムに対して前向きな評価が示され、市場には前回のEU財務相会合の時とほぼ同じ安心感が広がりユーロは上昇した。市場の注目は次の注目材料であるFOMCへと移った。先ほど発表されたFOMC声明では最も注目された「長期間異例に低い水準」という文言に変化はなく市場の期待はやや裏切られたことからドルは弱含む展開。ドル円も発表時には大きく上下に振らされた後、殆ど東京の終値と変らぬ90円台前半で引けた。ムーディーズがギリシャに対するネガティブウオッチの格付けを解除したことでユーロ買いに安心感を与えた。EU会合やFOMCではいずれもドル円にとっては売りリスクが高かったことから、ひとまず終わったことで徐々に買い安心感が強まるとみる。ただ、本日の日銀金融政策決定会合で甘い緩和措置が示されればドル円の売りが強まる可能性もあるものの、一時的な動きとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 本日の日銀金融政策決定会合待ち

(米ドル円時間足)


昨日の東京時間ではEUのギリシャ支援に対して具体策が出ないであろうという話が広がったことでドル円は一時90円を割り込む場面も見られた。しかし、結果的には具体策は出なかったものの、緊急時にはEUがささえることで合意した事に安心感が広がった。更に格付け機関がネガティブの見通しを解除したことでもリスク回避の動きが後退したことでドル円は底堅い動きが見られた。その後のFOMCでは文言の修正が見られず一時ドル売りに反応したものの、既にある程度織り込まれたこともあり90円台前半でNY市場を終えた。今日は日銀の政策会合で追加的な緩和措置がどこまで行えるのか注目されている。既に緩和を行うことを市場は織り込んでいることから、その緩和策がおざなりなものとなれば一旦ドル円の売りが強まるだろう。しかし、それもFOMCと同じで最終的にはドルと円の金利差は拡大に向かうということを市場は見抜いているため押し目を買う動きとみる。

ドル円予想レンジ:91円00銭~89円90銭

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[ユーロ米ドル] EU会合のリスク

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間に発表されたZEW景況調査が44.5と予想の43.5を上回った事やEU首脳会合でギリシャ支援に対して基本合意した事、更にムーディーズがネガティブ見通しを解除した事もユーロの買い安心感を強めた。また、英米に比べドイツフランスの格付けはリスクが少ないことを示した事もユーロ買いを促した。前日の下落幅をほぼ押し戻し直近の高値圏で引け。このレベルは61.8%戻し1.38ドルで上値が抑えられているものの、EU会合が終わったことでもう一段の上昇が見込めそうだ。次の高値目標は76.4%戻しの1.3885付近とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3900~1.3720

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[ポンド米ドル] リシャッフルが終わり

(ポンド米ドル時間足)

GBPUSD0317_jikannashi.jpg


(ポンド米ドル日足)


この数日間ポンドは荒っぽい動きが続いた。一旦1.50台に乗せて1.52まで上昇したことでショートを炙りだしたと思った矢先に再び昨日は1.5ドルを割り込みポンドロングの投げを誘った。しかし、結果的に目先のポジションを振り落としたことでリシャッフルされたように元気が戻ってきたように見える。EU会合を終えユーロ買いに安心感が強まったこともポンドの買い安心感が増したようだ。NY終値ベースで1.52台をキープし、更に前回の高値を超えたことで、更なる上値を試す展開が予想される。次は2月25日の高値でもあり38.2%戻しでもある1.5420付近が注目される。

ポンドドル予想レンジ:1.5420~1.5170

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