ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-03

[全般] 次の材料探し

EU会合でギリシャ支援に対し基本合意したことでユーロへの懸念がいくらか緩和され、4月5月のギリシャ国債の借り換え時まで安心感は継続することになる。また、FOMCではこれまでの金融政策を継続することを確認。それによりNY株式への不安もなく金利上昇はもう少し先にずれ込むことになった。日銀の緩和政策もほぼ予想通り新型オペを二十兆円に拡大したことで円売りの動きがジワリと進んだ。目先の重要な材料はこれで殆ど出尽くしたことで、これまでのマーケットを縛り付けた重しが取れたような気がする。これで今後はユーロや円売りが進みやすくなると思ってよいだろう。それには少し時間調整が必要とみているが、その間、まさかと思ったポンドが一歩先んじた。仕掛けやすいということもあるのだろうが、BOE議事録発表前に雇用統計の数字が予想を上回ったことで一気に上昇した。また、NY市場では中国の元切り上げに対して圧力を増す動きが強まる等、次の材料探しが始まったといえそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[米ドル円] 日銀金融政策決定会合は予想通り

(米ドル円時間足)


FOMCで当面、緩和政策が継続されることを確認した事はドル売り要素。瞬間売りが強まり90円前半まで下落したものの、再び買い戻しが入り発表前のレベルまで押し戻された。日銀が追加緩和政策の為に新型オペの供給枠を10兆円から二十兆円に拡大した事は予想の範囲ということから、瞬間円買いドル売りに反応。しかし、これもまた直ぐに買い戻されて結局ドル円は90円台ミドルを中心にレンジ内での動きに終始。織り込み済みだろうが、ドル円の底固い動きは変わらなかった。他の主要国が利上げに向かう動きが強まる中で、日本だけが一層の緩和政策を行うことで日米金利差はいずれ拡大方向に向かうことを市場は感じているためだ。今日もドル円はレンジ内での動きが継続しそうだが、何かの材料が出れば上値を試すとみる。その前に下押しの動きがあるとみているが、押し目買いのチャンスとみる。

ドル円予想レンジ:90円80銭~89円80銭

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[南アフリカランド円] ダブルボトム

(南アフリカランド円)


日足チャートを見ると綺麗なダブルボトムを付けて上昇。今月に入り9日に陰線を付けた意外全て陽線で終わっている。1月初旬に付けた高値12円70銭から下げたとみると再びその高値を試す展開とも見られる。高値後のもみ合いレベルでの高値が12円42銭を昨日は再び付けており、一旦は修正が見られると思ったが買いの強さは尋常ではなさそうだ。12円20銭付近に下押しがあれば一旦買いを入れておきたい。12円10銭をストップとして上値を狙う。

ランド円予想レンジ:12円42銭~12円20銭

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[ポンド米ドル] 英国失業率で買い強まる

(ポンド米ドル日足)


英国2月の失業率が4.9%と予想の5%を下回ったことでポンドは急騰。市場はMPC議事録を注目しており、CPIの上ぶれリスクが高いという内容もあったが殆ど反応せずに、こちらの数字に大きく反応した。ここまで買いが強まるような数字とも思えなかったが、それまでの売り材料が多かったことからの反動ということもありそうだ。ただ、EU会合でギリシャ問題が後退した事でポンド買いの安心感が強まったようだ。ポンドは一度動きだすと大きな動きになりやすい事が多く、次の上値目途の1.5420ドルを目指すとみる。ここは2月15日の高値と38.2%戻しのレベル。

ポンドドル予想レンジ:1.5420~1.5270

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