ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-05

[全般] 先が見えずパニック相場の後遺症が続く

前日のパニック相場の後遺症がまだ続く。前日のNY株価下落から始まった恐怖の連鎖はまだ金曜日の相場に大きな傷跡を残したようだ。特に円の動きを中心に乱高下は続きリバウンドの動きから更にそのリバウンドがみられる。
この乱高下の源であるギリシャ危機を回避するために電話によるG7財務相緊急会議が開かれた。各国は市場の動揺阻止に向け全力を挙げ協調する事を示したものの、市場へのインパクトはそれ程見られなかった。ドイツ議会がギリシャ支援の関連法案を可決した事で、本来は安心感が広がると見られたが、市場の氾濫は殆どこの材料を無視した格好だ。ギリシャがユーロから離脱する可能性も含めてまだ混乱は続くとみる。
米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の19万人を上回る29万人と大きく増加。一方で失業率が前回の9.7%から9.9%に高まり市場の反応は強弱入り混じるものとなった。
結果的にNYダウは前日に引き続き下落で始まるとリスク回避の動きが強まった。今週は先週のパニック相場の後遺症があり、上下に神経質な展開が続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 上下の振り子が徐々に収まる

(米ドル円時間足)

USDJPY20100510_jikannashi.jpg

(米ドル円日足)


前日は94円付近から88円付近まで下落し、翌日金曜日は93円20銭まで戻した。高値は米国雇用統計で非農業者部門雇用者数が予想を上回る数字が発表された時だった。しかし、NYダウの下落が始まると再びリスク回避の動きから円買いが始まり90円80銭付近まで押し戻された。その後引けにかけてショートカバーの動きから上昇に転じ91円ミドル付近で終了。このレベルは下落前の高値95円とその後の安値88円付近とのちょうど50%戻しのレベルだ。終値ベースで一目の雲の中に入ったことで雲の下限である91円40銭を底にじりじりと上値を試す展開を予想。
荒っぽい動きは今週に入っても続くとみられ、上下を繰り返し下落前のレベルを目指すとみる。

ドル円予想レンジ:92円80銭~91円00銭

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[ユーロ米ドル] 緊急G7財務相電話協議でも

(ユーロ米ドル日足)


欧州内だけの問題からNYダウの急落をきっかけに世界的な波乱要因となったギリシャ問題。それに対してG7は危機回避を目指し、各国が動揺阻止に向けて協調することを示した。また、ドイツ議会はギリシャ支援への関連法案を可決するなどユーロを支える材料が見られた。しかし、市場の不安感は払しょく出来ず、ギリシャがEUから離脱するのではないかという懸念が強まりユーロの買い戻しは限られた。日足のローソク足を見ると「はらみ線」が現れた。これは次に新たな展開が始まることを示唆するものだが、今回は余り大きく上下したことで、前日の上下の幅の枠の中で暫くもみ合いが続くとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2800~1.2620

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[カナダドル円] 堅調なカナダ雇用統計

(カナダドル円時間足)

CADJPY0510_jikannashi.jpg

(カナダドル円日足)


4月の雇用ネット変化が予想された2.5万人を遥かに超える10.8万人に増加した。これを受けてカナダドルは急伸。急落前のレベルである91円に迫り一時90円付近まで戻した。しかしその後のNYダウ下落に伴い円買い戻しの動きもあり4円下の86円(半値戻し)まで下落。その後は買い戻しの動きもあり88円付近でNY引けとなった。前日の値幅が9円あり、金曜はその半分の4円50銭値幅であった事から今日は更に値幅は狭まるとみる。日足の50%戻しレベルが88円50銭を中心に±2円以内の幅でもみ合いながら再び上値を目指す展開を予想。

カナダドル円予想レンジ: 91円00銭~86円50銭

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