ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-05

[全般] 欧州が金融支援策など本腰を入れ始め

欧州各国中銀が欧州の債券市場で国債買い入れを既に始めているという。また、EUは当初の10倍以上にあたる総額7500億ユーロの金融支援策を打ち出した。更に、G7中央銀行はドルスワップを時限付きでドル資金供給を再開。これまでとは打って変わり積極的な姿勢を示した事で市場の不安を払しょくさせようということだろう。市場は一旦ユーロやドル円の買い戻しの動きを示したものの、その実効性に対しては依然として懸念が残る。NYダウはこれらの対策を受け400ドル以上の上昇となり、この二日間の下落をほぼ解消。為替市場でも全般的に安心感は戻り始めているものの当のユーロは依然として上値の重い展開がみられた。市場の不安はまだ残るものの、徐々にこれだけの対策を打ち出した効果は出てくるとみて良い。そろそろギリシャ問題も1幕目の終了が近いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 往って来い

(米ドル円時間足)



欧州中銀の国債買い取りや、最大7500億ユーロの緊急支援策を打ち出したことなどで、市場の不安感など一旦は後退。NYダウも400ドル以上の上昇となりリスク回避の動きが後退。また、フィラデルフィア連銀総裁は「米国経済見通しが非常に上向きで、長期間という文言を好んだ事は決してない」と発言。これにより長期金利も上昇に転じ、ドル円も底堅い動きとなった。クロス円も全般的に回復傾向にあることから、ドル円も底を支えられた格好だ。取りあえず急落前の付近である93円ミドルまでほぼ往って来いで戻された。ここは時間足の76.4%戻しとなりここからは一旦はもみ合いになりそうだ。もう一度押し戻される場面もありそうだが、それはパニックの後遺症と見る。近々再び95円を狙う動きになるとみる。

ドル円予想レンジ:94円00銭~93円00銭

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[ユーロ米ドル] あらゆる手段を講じ始め

(ユーロ米ドル時間足)


欧州各国中銀が国債買い取りに既に動き始めたという。また、G7各国がドルスワップ協定を再開し資金供給をすることで金融不安を払しょく。更に、EUは総額7500億ユーロという大規模な金融支援を打ちだした。これでもかという断固とした姿勢を示した事は評価されて良いだろう。しかし、市場は依然としてこれらの実効性に関しては懐疑的だ。ユーロは一時的に買い戻されたものの、結局先週末のNYクローズレベルである1.27ミドルまで戻され仕切り直し。ただ、これだけ対策が打ち出されたことで、この荒っぽい動きが収まれば暫く様子見の状況にはいるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2925(50%戻し)~1.2750

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[ポンド米ドル] BOE、予想通り据え置き

(ポンド米ドル時間足)


BOEは政策金利を0.5%に据え置くと発表。また、上限の2000億ポンドの資産買い取り枠もそのまま維持することを決定。これらは市場のほぼ予想通りということから殆ど影響は見られなかった。
先週選挙が終了したものの、議会の過半数を持たないため労働党のブラウン首相は自民党との連立を画策。しかし、市場は政策が一致しない民主党との連立は難しいという判断からポンド買いにはまだ慎重な姿勢を示している。NY時間に入るとドル買いの動きが強まったことで欧州時間に200ポイント余り上昇した分売られ往って来い。結局日足で見ると十字線が出たことで、今日は動き難い展開と見る。ただ、欧州の混乱が収まり始めればポンドはユーロ以上に買いが強まるとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.4970~1.4825

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