ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-05

[全般] ユーロの介入はあるのか

前日ドイツが空売り規制を打ち出した。欧州の株式市場はそれを受け昨日は全面安の展開となり、それはNY株式市場をも巻き込んだ。NYダウはユーロの下落から一時180ドル以上下げる場面もあったが、その後ユーロが上昇するのに伴い下げ幅を縮小。マイナス66ドルの小幅な下げにとどまった。ドイツの空売り規制が唐突に行われたが、これは欧州の同意がないまま行われたことで足並みの乱れが更に動揺を高めた。スイスが市場でユーロ買いスイス売り介入を行った事や、シンクタンクのレポートで「ユーロ下落が行き過ぎた場合、G7で介入する」との内容が出回ったことで介入への警戒感が俄かに高まった。中には、既に介入が入ったのではという噂さえ流れるなど、ここにきてやっと介入の話が現実味を帯びてきた。しかし、IMF側のコメントではユーロの水準は問題ないという発言など、まだEU内でもユーロ安を容認する意見が根強く、実際の介入の可能性はまだ先と見る。しかし、そろそろ警戒水域に入ってきた事は確かだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 空売り規制の影響から円買い

(米ドル円時間足)


ドイツの空売り規制の影響で昨日の欧米市場の株価は全面安となった。東京市場では既に株価の下落を予想し円高が進んでいた。欧州市場に入り欧州株価の下落が始まると更に下げ足を速め91円前半まで下落。その後ユーロの介入の話などで戻したものの、NY時間に入り再びリスク回避の動きから下落。最後はユーロドルの買い戻しが強まりドル円も買いが強まるなど神経質な展開が続いた。FRBが最新の経済見通しを発表。景気の回復傾向が緩やかながら続いているとして成長見通しを上方修正した。通常であれば市場への影響は大きかっただろうがユーロの混乱で打ち消された。ユーロ介入の話が出てきたことで、一先ずユーロのフリーフォール状態が終わり、慎重な動きになるとみればドル円の買い戻しはもう一段進むとみる。しかし、レンジ内での動きはまだ続くだろう。

ドル円予想レンジ:92円20銭(61.8%)~91円50銭

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[ユーロ米ドル] 一回目の介入警戒

(ユーロ米ドル時間足)


売りが止まらず、サンドバッグ状態の様相を呈していたユーロにもどうやらやっと底が見え始めた。ただ、この介入の噂も今回の下げの早さに市場が催促したようにもみえる。実際に介入するのはまだ先と見るが、市場への警戒を促すには十分だろう。時間足のチャートを見ると前日からの下げ幅をほぼ回復する往って来い。介入の話がもう一度市場で高まり1.24ミドルを上に抜けていくようであれば、61.8%戻しの1.27ミドルまで上昇するとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2450~1.2350

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[豪ドル円] リスク回避の売りも一服感

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY20100520_hiashi.jpg

ドイツの空売り規制の話からリスク警戒感が高まり資源国通貨などの売りが加速していた。しかし、ユーロの介入の噂から一旦その下げも一段落。前回5月6日に付けた安値の76円85銭を下回ると損切りなども巻き込みながら76円付近まで昨日は下落した。下落段階では買い下がりの動きも見られ、まだ豪ドルロングが残っているとみる。連日の原油の下落も資源国通貨の下げを加速させており、RBAウオッチャーから6月の利上げはないとのコメントが聞かれ、豪ドルの上値は依然重そうだ。ただ、日足をみると77円から76円にかけて過去にかなりの底固さを示していることから、逆にいえば底が見えたことから落ち着けば一気に上昇する事も考えられる。今日は78円25銭を上に抜ければ79円を目指す展開とみる。もし、ドル円の上昇が強まれば80円も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ: 79円00銭~77円50銭

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