ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] スペイン問題から債権下落し金利上昇

NY市場やロンドン市場が休場にも拘らず為替相場は不安定な動きを見せた。週明けのアジア市場では先週末に発表されたフィッチのスペイン格下げの話からユーロ不安が残ったものの堅調なスタート。クロス円全般に買いが強まりドル円も底堅い動きを見せた。欧州時間に入るとスペイン問題でユーロ売りが出ると思われたものの暗に反し寧ろ底堅い展開とみせた。一頃の超悲観的な見方が遠のいたようにも見えたがロンドンNYが休場のためともいえる。ただ、スペイン債が前日の格下げを嫌気し急落。利回りもドイツ債との格差が大きく広がるなど債券市場での不安は消えない。また、NY時間に入り欧州市場も殆ど開店休業の頃にアイルランドのアングロ・アイリッシュバンクが政府から20億ユーロ追加融資を受け取ったという報道もあり不安が拡大。ドル円は一時90円台に突入したが殆ど流動性の低いことから直ぐに戻されている。今日は、この問題が再びアジアで繰り返されるとなれば円買いユーロ売りの動きが強まりそうだ。ただ、アイリッシュバンクは既に2009年に国有化されておりそれ程大きな問題とも思えず、アジア市場であまり反応しなければ寧ろ市場のリスクは低下しているとみなされそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 底堅い印象が強まる

(米ドル円時間足)


スペイン問題もそれ程影響はなくドル円はアジア時間から堅調な動きで始まった。91円からじりじりと上昇。20日に急落する前のレベルに迫る91円59銭を付けてそのまま高値で欧州時間に突入。スペイン債が急落しドイツ債との格差が広がり、アイルランドの銀行が政府から追加融資を受けるなど依然として欧州金融不安が広がりドル円は一気に91円ミドルから90円後半に下落。NY市場が休場のため殆ど参加者がいないところでの下落であったことから直ぐに買い戻しが出たものの上値は重い展開で終了。今日もその余波で91円割れを試しに行きそうだ。ただ、91円でもみ合いが続くようであれば再び底を固めて91円後半へ戻されるともみる。

ドル円予想レンジ:91円80銭~90円90銭

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[カナダドル円] BOC利上げの可能性

(カナダドル円時間足)

CADJPY20100601_jikannashi.jpg


(カナダドル円日足)


NY市場休場のなかカナダが第一四半期GDPを発表。予想の5.9%を上回る6.1%と99年以来の高い伸び率となったことで今日のカナダ中銀(BOC)が金融政策決定会合で利上げをするのではという思惑が広がった。カナダ円は先週末から見て1円近く上昇。しかし、市場が薄商いとなっていることから今日のNY市場が始まると売りが強まるとみる。利上げ自体もこのような欧州危機が収まらない状態で利上げは難しいとみる。ただ、利上げ期待は次回の会合に持ち越すとすれば最終的に底堅い動きは継続されるとみている。

カナダ円予想レンジ:87円80銭~86円90銭

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[豪ドル円] RBA、利上げ見送りでも底堅い動き

(豪ドル円日足)


週明けの東京市場ではクロス円が全般的に底堅い動きを見せた。そのなかでも豪ドルは対円で堅調な動きとなり76円70銭付近から78円付近まで上昇した。その後はNY市場でスペイン債が売られアイルランドの銀行の資金繰り悪化の話などで売りが強まり76円35銭まで下落。ほぼ目先のロングが切らされたことで寧ろ上値は軽くなったとみる。今日のRBA政策会合では利上げ見送りと見られており、発表で売り込まれる事はないとみる。
ただ、声明で将来的に利上げの可能性を示せば買いが強まりそうだ。下値は76円ミドルに23.6%戻しのサポートラインがある。昨日は一度下抜けしたものの、底を固めたとみてよさそうだ。上値は昨日の高値付近では一旦利食い売りも見られそうだ。

豪ドル円予想レンジ: 78円00銭~76円50銭

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