ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] ユーロ安容認とも取れる発言相次ぐ

ハンガリーの財政問題が明らかになったことで週明けのアジア市場では株価が急落。日経平均は今年最大の下げとなり、アジア全体に衝撃が伝わった事になる。欧州市場もこの流れを引き継ぎ続落する中NYダウも100ドルを超す下落となり年初来安値を更新した。
アジア時間にユーロドルは1.1876ドルと安値を更新したものの、欧州市場に入るとその下落も一服。買い戻しも見られた。問題となったハンガリーは財政赤字目標を堅持する考えを示したものの、緊縮財政や景気刺激策を行う考えはない事を示したことで市場の不安を払しょく出来ず。ユーロ安への対応は聞かれず、寧ろ容認するような発言が多い。ベルギーの財務相は「1ユーロ1.2ドルがユーロ経済に沿った水準』と発言。ユーログループ議長のユンカー議長は「ユーロの為替レートではなく急激な下落が問題だ」とするなど、急激でなければユーロの下落は容認すると発言がきかれた。しかし、ユーロドルの下落は寧ろ下げ渋り感が強まり始めているように見える。このまま世界の株価下落が止まらなければ何らかの手を打ってくる可能性もある。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円] 底堅い動き

(米ドル円時間足)

USDJPY20100608_jikannashi.jpg

(米ドル円日足)


週明けの東京でドル円は先週末の流れから売りが先行。91円まで下落した後は買いが強まるなど、底堅さが寧ろ感じられた。クロス円も豪ドルなどの買いが値ごろ感から強まったことも要因と見る。NY市場に入ってもこの堅調な動きは続いたが、NYダウが引けにかけて下落すると、その動きにつられて再び下落。これまでの様な大きな下落はなく、リスクに対しては徐々に免疫が出来たようにも見える。日足の雲の下限で支えられており、時間足の50%戻しがレジスタンになったことで目先91円台でのもみ合いを予想。

ドル円予想レンジ:92円00銭~91円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル] ユーロ安容認か

(ユーロ米ドル時間足)


先週明らかになったハンガリーの財政問題で再び売りが加速したユーロドルもそろそろ下落スピードが鈍くなったようにみえる。東京時間には2006年2月以来の安値1.1876まで下落。その後はユンカーユーログループ議長の「ユーロの為替レートではなく急激な下落が問題だ」との発言や、ベルギー財務相の「1ユーロ1.2ドルがユーロ経済に沿った水準」といったユーロ安発言が相次ぐ中でユーロドルは寧ろ買い戻しの動きが強まった。市場はユーロ安に対してリスク売りという動きは大分織り込んできた可能性もある。ベルギー財務相の発言も取り方によって1.2ドル以下は危険水域とも受け止められる。どちらにしても、少し売られ過ぎという印象が強くなってきていることも確かだ。世界の株価がユーロ安によるものであれば、そろそろ慎重な売りに変わってきそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2000~1.1850

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[NZドル円] 利上げ期待も後退

(NZドル円時間足)


(NZドル円日足)

NZDJPY20100608_hiashi.jpg

10日にRBNZは政策金利を発表。市場の予想では0.25%の利上げを見込んでいるが、年央には緩和政策を解除するという見方が既に広がっていたこともある。しかし、ここにきて世界の株価下落によりその政策にも陰りが見え始めているとみる。金利を据え置く事になればNZドルは売りに転じるのは明らかだ。しかし、この2営業日で既に大きく下落してしまったことで利上げがなかったとしてもそれ程影響はないとみる。寧ろ、利上げを行った時の方がインパクトは強そうだ。或いは、次回に利上げの可能性を残すことで底堅い動きが期待できそうだ。59円50銭の下に損切りを置いて60円付近で買いを入れる。

NZドル円予想レンジ: 61円20銭~59円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する