ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] NYダウ反発から円売り

NYダウは連日の下落からやっとプラスに転じたものの、1万ドル台には回復出来なかった。前日のハンガリーの財政問題が足を引っ張る格好となったが、昨日はブルガリアにEU統計局が監査を行うとの話からユーロ売りが強まった。ブルガリアはユーロを導入しているわけではないがEU加盟国であり意識された。また、ECB関係者による匿名での「ECBはユーロの水準を懸念していないが下落スピードを監視している」「介入は議論されていない」というコメントが報道された事でユーロ売りが強まったが1.19ドルを割り込まずに反発。これまでのユーロ売りの動きにも変化が出始め底堅さが感じられた。ドル円も野田新財務相がマーケットの動向を注視しているとコメントされたが、余り反応は見られなかった。この日最も注目されたのはバーナンキ議長の発言。米国は2番底に陥る可能性は低いとの見方を示したことでNYダウは上昇に転じた。しかし、金価格が一時最高値を更新するなど、依然としてリスク懸念の高まりが収まらない事を示している。ダウも1万ドルを付けきれなかった事で明日は再び下落に転じる可能性が高いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] レンジ内の動き

(米ドル円時間足)


東京市場でドル円は何度か92円を試す展開が見られたが、結局つけきれなかった。欧州時間には欧州勢が東京勢のロングポジションを振い落としにかかり一時90円83円まで下落。しかし、特に材料があるわけではなく短期売買の動きが目立った。NY時間には野田新財務相が『為替の過度な変動は経済に悪影響を及ぼす。マーケットの動向を注視する』と発言したものの影響は限られた。当面ドル円は90円ミドルから92円ミドルのレンジ相場に入ったとみる。

ドル円予想レンジ:91円80銭~91円00銭

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[ユーロ米ドル] 1.2ドルを意識か

(ユーロ米ドル時間足)


先日のハンガリーの財政赤字粉飾問題で不安が高まったが、今度はブルガリアにEU統計局が監査を行うとの話から相次ぐ欧州の財政赤字問題がユーロ売りを誘った。また、ECB関係者が匿名で「ECBはユーロの水準を懸念していないが下落スピードを監視している」「介入は議論されていない」とコメントしたとの報道もあり一時1.19ドルまで下落。しかし、先日ベルギー財務相が「1.2ドルは欧州経済に沿った水準である」と述べた事が意識されたのか、底堅い動きに変化したようにみえる。当面1.2ドルを挟んだ動きになるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2020~1.1920

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[ポンド米ドル] 英国財政問題

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル週足)

GBP_USD20100609_shuuashi.jpg

欧州時間に格付け会社フィッチが英国の財政問題に関するレポートで「英国の財政の課題は恐ろしい」と示した。英国財政問題がいかに深刻な状況であるかを表わすものだ。それに対してキャメロン首相も『我々が考えている以上に財政赤字の問題は悪い』と発言。ポンドはこれを機に1.4350付近まで大きく下落したが、NY市場に入りダウの上昇に伴い回復した。ポンドの週足を見るとソーサートップを形成しつつあり1.40付近までの下落もありそうだ。直近では時間足の下降トレンドレベルの1.45付近までの戻しを確かめてから再び売りを入れたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.4525~1.4375

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