ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] 注目のバーナンキ議長証言

特に目新しい材料のない中で、この日唯一注目されたバーナンキFRB議長の議会証言が行われた。議長は「景気回復のペースには著しい抑制圧力がある」とし「景気が2番底に陥る可能性は完全に否定することはできない」と、前日の講演では2番底を否定していた内容とやや異なり、過度の米国景気回復への期待感を抑える様な発言をした。これにより株価やドルの上値が重くなり、一時回復を見せたNYダウも再びマイナスとなった。ユーロも一時1.2ドルの回復を見せたがNYの午後に再び割り込んで終わった。クロス円やドル円はほぼレンジ内の動きが目立つ一日だった。今日はRBNZやECBの理事会など注目されるイベントが多く、そろそろ踊り場から抜けだすか注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] もみ合い継続

(米ドル円日足)


アジア市場では前日のNYダウの反発からリスク回避の動きが若干後退し91円ミドル付近でのもみ合いが続いた。しかし、NY時間に入るとバーナンキ議長の証言からNYダウが再び軟調な地合いに転じると円買いの動きが強まりドル円もこの日の安値91円06銭まで下落した。ただ、このひと月余り5月6日のレンジ内から抜けだせずにいる。日足のフィボナッチを見ると50%戻しの91円ミドルを中心に徐々に収束を始めているのが見える。そろそろ来週にかけてどちらかに動きが見られそうだ。今日はECBの会合がありトリシェ総裁の発言に注目。ユーロの下げ止まり感が出るかによりNYダウの動き次第でドル円が決まりそうだ。

ドル円予想レンジ:91円80銭~90円80銭

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[ユーロ米ドル] 1.2ドル回復後再び割り込む

(ユーロ米ドル時間足)


今日はユーロに関する売り材料が殆ど見られなかったことからユーロドルは1.2ドル台に回復する場面も見られた。しかし、その後バーナンキ議長の米国景気への牽制発言により再び下落に転じた。本日はECBの理事会が開かれる。何度か噂になった利下げの動きがあるか注目したい。もし、0.5%の利下げを行った場合は金利差からのユーロ売りというこれまでの反応は見られないと考える。寧ろ、欧州圏の回復にプラス材料となることからユーロ買いに反応するとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2150(61.8%)~1.1950

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[NZドル円] RBNZ利上げ実施

(NZドル円時間足)


先ほど行われたRBNZの政策決定会合で予想通り0.25%の利上げを行った。これによりNZドル円は現在昨日のNY時間に付けた高値付近に向かって上昇し始めた。一時NYダウを含めアジアなど株価の下落が目立ったことから利上げ観測が後退したものの、結果的に利上げを行った事で買いが強まった。それ程0.25%の利上げを織り込まれずに迎えたということだろう。ただ。依然として欧州の問題が燻ぶるなかで今後の利上げ期待もそれ程高まらないとみると昨日の高値である61円80銭付近は重いとみる。このレベルはフィボナッチの50%戻しでもある。もし上抜け出来るとしたら62円25銭付近までそれ程抵抗なく上昇するとみる。

NZドル円予想レンジ:61円80銭~60円80銭

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