ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] 引けにかけNYダウとユーロの底堅さ目立つ

アジアの株式市場が全般的に堅調な地合いからドル円は底堅く推移。その地合いを引き継ぎ英国や欧州の株価も続伸するなど欧州財政危機への懸念が徐々に薄らぐ気配が感じられた。しかし、NY時間に入ると米5月小売売上高が-1.2%と予想の0.2%を下回りドルが全面安の展開となった。NYダウも前日の上昇とは反対に安値で始まるなど再びリスク懸念が高まるのかと思われた。しかし、家具や電気製品などの消費はしっかりとしていたことやミシガン大学消費者信頼感指数は予想を上回りNYダウは上昇に転じた。ダウが上昇するとクロス円の買いが強まるなどクロス円中心の動きが目立った。ロンドンフィクシング(日本時間24時)でユーロのまとまった売りが見られたが引けにかけて買い戻しが強まりフィクシングで下落する前の1.21ドルに戻して引けた。ユーロは先週後半に入りこれまでの不安感が後退し始め、今週は更に上値を試す展開を予想。NYダウも1万ドルを割り込んだものの押し戻されるなど底堅さを確認した。しかし、まだ不安感が完全に払しょくされたわけではなく不安定な動きはまだ継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 雲の上に顔を出し

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY20100614_jikannashi.jpg

先週後半からNYダウが持ち直してきたことによりドル円もクロス円の買いに支えられて底堅い動きが目立った。このままNYダウが1万ドルを堅持できればドル円は91円を底に上値を試す展開と見る。92円付近には売りの残党が見られるが、それ程重いレジスタンスではなさそうだ。その上の92円80銭付近がドル円の難所になるとみる。ユーロの回復が強まれば一目のこれまでの上限でもあった93円ミドルも視野に入るだろう。

米ドル円予想レンジ:92円10銭~91円40銭

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[ユーロ米ドル] ユーロ安の恩恵が出始め

(ユーロ米ドル時間足)


先週前半までユーロ安容認発言が多く聞かれていたが、それに対してユーロの下げのスピードが減速し、寧ろ底堅い動きに変わり始めた。ベルギー財務相などの発言から1.2ドル付近がユーロの現在の適正レベルになるとの観測も広がった。ドイツなどユーロ安の結果欧州圏外への輸出が大きく増加するなど、ユーロ安効果が出始めている。取りあえず欧州の体力が回復するまで1.2ドル付近を底値に上値戻しを試す展開か。金曜のロンドンフィクシングにユーロが急落する場面も見られたが、その後はNYダウの回復に伴いユーロも急落前の1.2110ドル付近まで戻し、辛うじて1.21ドル台をキープ。この下げにより1.2ドルの底堅さを印象付けた。
フィボナッチの61.8%の1.2150ドル付近でもみ合いが続いているが、そろそろ上抜き1.2210付近を目指すとみている。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2210(76.4%)~1.2070

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[ポンド米ドル] 短期決戦で早めの売買を

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD20100614_hiashi.jpg

先週末は前日の上昇をほぼ帳消しにする下落となった。格付け会社フィッチが英国の財政問題の深刻さを指摘し、更にハンガリーの財政問題などからポンドの売り材料に事欠かない1週間だった。しかし、それでも先月付けた今年安値の1.42ミドルには届かず底堅さも見え始めている。欧州の財政危機に対する不安感が徐々に後退することもポンドの下支えになっているだけではなく、最近の英国経済指標でも比較的改善傾向を示している。当面6月22日の緊急予算発表を前に投機売りは仕掛けにくいとみる。今週は消費者物価や雇用指標の発表もあり、これらを背景に結果次第では上下に振らされる場面もありそうだ。最終的に往って来いの展開が予想され短期決戦で臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.4670~1.4440

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