ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] 欧州の悪材料も反応弱まる

週明けのアジア時間では前週のNYダウの回復からリスク選好の流れを引き継ぎユーロやドル円など堅調な動きで始まった。
ブラードセントルイス連銀総裁が「中国の急速な成長はバブルではなくファンダメンタルズと一致」など、世界経済に達観的な発言をしたこともリスク選好の動きが強まった。また、大手英国紙が「センタンスBOE政策委員がBOEは第3四半期に政策金利を引き上げざるを得ない可能性も」と発言した事でポンドが上昇。これにつられて市場の雰囲気は楽観的なものに変わってきた。しかし、スペインの銀行がECBからユーロの借り入れを行っていたことで資金調達が困難との憶測が広がったが、その後ECBが否定したものの憶測は消えていない。NYダウは堅調な動きで始まりユーロはスペインのニュースでは影響は見られず、これまでの動きとはまるで別人のような動きをしめした。しかし、NYの午後に入りムーディーズがギリシャ格付けをジャンク級に引下げた事でNYダウが下落。これに合わせてユーロだけではなくドル円なども利食い売りなどから押し戻された。しかし、下げもそれ程大きいものではなくNYダウはマイナス20ドル小幅となり調整の売りとしてみるといいガス抜きとも言えそうだ。この上昇はまだ継続するとみて良いだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 一先ず92円台を付けたものの

(米ドル円時間足)


東京時間にドル円はじりじりと底を切り上げ午後に入りオプション絡みと思われる買いが出て92円をワンタッチ。その後は利食いで直ぐに戻されたが欧州時間に入り再び92円をつけるとストップを誘発。92円10銭を付けたものの、実需の売りなどが待ち構えていたということから押し戻された。その後NY時間でムーディーズがギリシャ国債をジャンク級に引き下げた事を機にNYダウが下落。リスク回避の動きからクロス円が下落するとドル円もこの日の安値付近の91円43銭まで下落。目先のロングが振り落とされたことで寧ろ、また上値を狙う展開がしやすくなったとみる。92円10銭はフィボナッチでみても固いレジスタンスではあるが、近々上に抜けていくとみる。

米ドル円予想レンジ92円00銭~91円40銭

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[ユーロ米ドル] ユーロ売り材料でも底固い動き

(ユーロ米ドル時間足)


欧州時間に入り4月のユーロ圏鉱工業生産が0.8%と予想の0.5%を上回ったことでユーロ買いが加速。アジア時間で堅調な動きを続けていたユーロは更に上昇し1.22ドルのレジスタンスをすんなりと抜け1.22ミドルをつけた。その後スペインの銀行がECBからユーロの借り入れを行ったという事が明らかとなり、スペインが資金調達に支障が生じているという話など憶測が飛び交い一時下落する場面も見られた。しかし、これまでのユーロとは違い再び買いが強まりNY時間には1.23ドル手前の1.2296ドルまで上昇。ほぼ伸びきた状態で今度はムーディーズがギリシャの格付けを4段階引き下げジャンク債級に引き下げたことが伝わると利食いのタイミングと重なり1.22ドル手前まで下落。つい先日であればこの程度の下げでは収まらなかったユーロだが、1.22ドルを割り込まずに終わったことで今日は再び買いが強まるとみる。ただ、昨日の今日でそのスピードは限られそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2300~1.2180

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[ポンド米ドル] 利上げ観測強まる

(ポンド米ドル日足)


ユーロが堅調な動きが継続するなかでポンドもアジア時間からユーロの勢いはないものの底堅い動きが続いた。やや出遅れ感が目立つ中で英産業連盟が「BOEは第3子半期に利上げを行う」と予測。その話を裏付けるようにBOEのセンダンス政策委員が「BOEは下半期に政策金利を上げざるを得ない」と発言したことでポンド買いに勢いがついた。前日に200ポイント以上下げた分をほぼ取り戻し1.48ドル台まで上昇するなど、眠っていた子を起こした感じの動きとなった。ほぼ高止まりしたことで買いの強さは残ったと見る。ただ、東京市場では一旦押し戻される場面もありそうだ。1.47ドル割れに買いが見られるようであれば再び1.48ドルを目指す展開とみており、50%戻しの1.4860付近を利食いのターゲットに置く。その上の1.5ドルまではまだ時間が必要だろう。

ポンド米ドル予想レンジ:1.4860~1.4690

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