ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] 調整を繰り返しながら底固め

前日押し戻されたNYダウは朝から一本調子で上昇し前日より213ドルも高く終えた。その動きに引きずられるようにユーロも1.23ミドル付近まで上昇するなど、これまでのユーロ主導型からNY主導型に変化した。アジア時間では前日のダウの下落につられユーロやドル円ともに軟調なスタート。欧州時間に入るとフランス大手銀行のソシエテジェネラルの不良資産問題が指摘され先日のギリシャ格下げの話もありユーロが弱含む場面も見られたが、その後否定された。また、アイルランドなどの入札が好調な結果となった事で欧州全体に安心感が漂い始めている。欧州の問題自体が徐々に売りに反応しにくくなる中、米国の経済に市場の注目は移り始めているということだろう。この日発表されたNY連銀製造業景況指数は予想を下回ったものの前回よりも拡大したことを好感するなどこれまでの反応と大分変化。昨日はリスク回避後退の動きからドル主導の売りが強まり円売りの力を上回った。円とドル、そしてユーロは調整を繰り返しながら今後も継続と見る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 一進一退を繰り返し

(米ドル円時間足)

USDJPY20100616_jikannashi.jpg

(米ドル円日足)


アジア時間では前日のギリシャ格下げ問題によりNYダウが下落したことでドル円も軟調な地合いで始まった。クロス円も全般的に上値が重く、東京のオプションのカットオフタイム15時にはポンド円などを中心にまとまった売りが出た。これを受けドル円も91円前半まで売り込まれたが、地合いは強くこの近辺では買い戻しが見られた。NY市場ではNY株がスタートから上昇して始まりリスク回避の動きが後退。これによりドル売り円売りが強まりお互いに引き合いながらドル円は小幅な動きに留まった。NYダウも今後一本調子で上がるとも思えず、ユーロとともに一進一退の動きを繰り返しながら上昇するとみる。従って、ドル円も後退してもそれ以上に上昇するといった繰り返しと見る。今日は92円付近をもう一度試すとみるがまだ越えていくには力不足か。

ドル円予想レンジ91円90銭~91円20銭

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[ユーロ米ドル] NYダウに引き上げられ

(ユーロ米ドル日足)


ギリシャの格付け引き下げも既にS&Pが4月に引き下げており、ムーディーズも数週間前に引き下げることを発表していただけに、これ自体の影響はそれ程大きかったとはいえない。寧ろ、悪材料の出尽くし感もあり調整の売りのタイミングで出た材料ともいえる。アイルランドの国債入札が好調な結果となり17日からのスペインの入札にも期待が高まる。昨日は結局NYダウの上昇に引きずられる形でユーロが上昇。これまでユーロがNYダウを牽引していたのに比べれば市場の動きが変化した事が窺われる。ただ、依然ユーロが今の市場をリードしていることもあり暫くはユーロとNYダウは交互に影響を与えながらの動きと見る。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.245(5月28日高値)~1.2250

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[ポンド円] 利上げ期待も

(ポンド円日足)


前日にBOEが今年後半にも利上げに動く可能性が示されたが、昨日発表の5月消費者物価指数が予想の3.5%を下回る3.4%、前回の3.7%よりも弱い結果となりポンドは下落。しかしBOEのターゲット2%を依然上回る水準であることから前日の利上げ期待は現実として市場には見えてくる。東京の15時にもまとまった売りが見られ、この指標発表でも売りが出たものの最終的に底堅い動きとなった。ドル売りの強さがポンドを底上げしたのと同時にポンドの買い需要の強さも感じさせる。ドル円の底堅い動きはこれからも続くとみるとポンド円の上昇はまだかなり余地がありそうだ。

ポンド円予想レンジ:136円40銭~135円

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