ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] NYダウの下落でドル全面安

アジア時間にはECBがストレステストの結果をスペイン筆頭に公表すると発表。ユーロは一瞬売りが強まったものの、寧ろ前向きな姿勢を示した事が好感されたのか上昇に転じた。NY時間が始まり米国消費者信頼感指数が発表。予想通りの結果となったものの、同時に発表された新規失業保険申請件数が予想以上の弱い結果となったことでNYダウは失望売りで下落。これを受け原油価格が下落に転じるなどリスク回避の動きから円買いが一斉に始まった。ドル円は一時90円ミドルまで下落するなどNYダウ主導の動きが目立った。スペインの金融不安が取り沙汰されるなか同国は10年債と30年債の入札が行われ35億ユーロの調達が出来たことで市場の不安感は遠のいた。欧州危機はこの動きを見るとこれまでとは違い大分不安感は薄らいだとみてよいだろう。ユーロの上昇を受けNYダウは引けにかけて買いが強まりプラス圏で引けた。今後はNYダウの動きによりドル主導の相場が所々でみられるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 下値を試すものの抜けきれず

(米ドル円日足)


NYダウの下落とともに円がリスク回避の動きから買いが強まり91円を割り込んだ。91円ミドルから下にはまとまったロスカット注文があるということから投機筋が売りを強め90円50銭まで売り込んだ。しかし、このレベルは6月1日にも下値を試して90円54銭で跳ね返されており買い注文も大分あったとみられる。結局NYダウもユーロの買いが強まるとともに上昇に転じたことでドル円も買い戻しが入った。引け値ベースでチャート上の三角持ち合いの下のラインを上回った事でまだこの持ち合いは継続とみる。昨日下値を試した事で今日は週末ということもありショートの 炙り出しを狙った動きが強まるとみる。

ドル円予想レンジ91円50銭~90円70銭

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[ユーロ米ドル] スペインの入札結果が無事終了

(ユーロ米ドル日足)


ECBがストレステストの結果を7月に公表する事を明らかにした事で一瞬ユーロが売られる場面もあったが結果的に市場は前向きに捉え上昇。また、スペイン首相が「ストレステストで噂が事実ではない事を示すだろう」とストレステストの結果に対し強い自信を示したことでも安心が広がった。これによりこの日に行われた10年と30年の国債入札は順調に行われ目標の調達額である35億ユーロを達成。これを受けてユーロは堅調な動きが続いた。まだ不安が残る上昇だが7月のストレステストの結果が出るまではふらふらしながらも上昇は継続と見る。ボリンジャーバンドの中心移動平均線を上に抜けており、次は上限バンドの位置する1.25後半を試しに行くとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2580(ボリンジャーの上限バンド)~1.2330

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[スイスフラン円] 金利据え置かれたもののGDP伸び率で

(スイスフラン円日足)


この日SNBCスイス中銀は政策金利0.25%を据え置いた。しかし、今年のGDP伸び率を従来の1.5%を2%へ、インフレ見通しも0.7%から0.9%に引き上げた。また声明ではデフレリスクが遠のいたという見方を示し、更に前回にあったスイスフランの過度な上昇を断固阻止するという文言が削除されていたことでスイスは上昇。ユーロスイスは上昇したものの、対円では上昇が目立つ。82円付近は一旦レジスタンスとして上値を抑えられたものの、この買いの勢いはまだ続くとみる。

スイス円予想レンジ:82円50銭(76.4%戻し)~81円40銭

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