ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-06

[全般] 米経済指標の悪化からドル安

NY時間に入り米国5月新築住宅販売件数が発表された。数字は予想された41万件を大きく下回る30万件となりドルが全面安となった。先日の5月中古住宅販売件数も予想を大きく下回った事で米国景気回復への期待が後退。その後発表されたFOMC政策金利は予想通り据え置かれた。注目の声明文では労働市場の改善や雇用の改善が前回よりも慎重な表現に変わり、1-3月GDPも速報値の3.2%から3.0%とやや落ち込んだ。超低金利政策は暫く続くと見られたNY市場はやや持ち直し小幅な上昇。中国の人民元は再び6.81台に弱含むなど予想通りかなり緩やかな上昇に留まる事になりそうだが、市場の反応はみられない。欧州に関しても余り材料が見られず、昨日は米国中心の動きとなりドルが下落したが、相場は素直な反応をみせ始めたということになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] クロス円下落から89円台に

(米ドル円日足)


アジア市場から円高傾向がじりじりと進行し始めていたドル円はNY市場に入り更に下落。90円を割り込み89円73銭をつけた。昨日に続いて米国新築住宅販売件数が落ち込むなど住宅関連の悪化が見られた。また、FOMC声明で米国景気については従来よりも慎重な見方が強まったことで米国超低金利政策がまだしばらく続くとの判断。これにより金利差縮小によるドル売りというイメージからのドル円の売りと見られる。
確かに最近発表される米国景気指標は回復の遅れを示すものが多いものの、米国以上に欧州などの悪化が進んでおり、資金の流れはドルにまだ流れ込みやすい。従って、この動きは一時的な動きとみて良いだろう。ドル円は三角持ち合いから下に放れた事でレンジの下限を探りにきている。ボリンジャーバンドの下限レベルが89円50銭付近にありこのレベルで止まるか注目。

米ドル円予想レンジ:90円20銭~89円50銭

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[ユーロ米ドル] ドル売りでユーロ上昇

(ユーロ米ドル日足)


21日に天井を付けて下落に転じたユーロドルであったが、三日目にしてやっと陽線に転じた。終値がボリンジャーバンドの中心に位置する移動平均線の上に留まった事でやや底値安心感が強まった。これまで欧州の材料が殆ど昨日は見られずにドル中心の相場展開となった。米国新築住宅販売件数の落ち込み、FOMC声明文により景気には従来よりも慎重な見方が示されたことでドルが全面安の展開となり結果的にユーロが強まった。ユーロ自身の買い材料があった訳ではないものの、それだけ関心が欧州から遠のき始めたことで過度なユーロに対する悲観論も後退しているとみてよいだろう。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2400~1.2280

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[ポンド米ドル] 予算案への期待から上昇

(ポンド米ドル日足)

BOEの議事録が発表された。金利据え置きは7:1でセンタンス委員だけが利上げを主張し反対票を投じた。CPIが高止まりしていることを指摘しており、これによりポンドは上昇。また、格付け会社ムーディズが英国の予算案では2013-14年の政府における純負債見通しが初期の予想よりも低く、予算案は英国の格付けの高いAAAをサポートするものと評価した事で買いが強まった。61.8%戻しの1.5ドルまであと一息となったが、週末に近付いてきたことで利食いが出やすいとみる。ただ、この勢いから見ると5月10日に付けた高値1.50ミドル付近を試す展開とみる。

ポンド米ドル予想レンジ: 1.5050~1.4920

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