ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] 連休明けNY市場は乱高下

3連休明けのNY市場は乱高下の後小幅ながら何とかプラスで引けた。
アジア市場では経済新聞の一面に中国が日本国債を買い越しした事や、更にシカゴの先物で円ロングポジションが積み上がっていることを報じた。オープンからクロス円やドル円の売り仕掛けが見られたが直ぐに買い戻しを入れるなど短期に徹したディール中心の相場展開となった。その後は豪州中銀RBAが予想通り金利据え置きとなり、瞬間売りが出たものの声明文では予想外にタカ派的な見方が見られ反発。この勢いにユーロやポンドなども反応し市場全体が楽観的な雰囲気に変わった。株価もアジア全体が上昇したことで欧州株価も堅調な動きを見せた。注目のNYダウは一時170ドル以上の上げで始まったがISMが前月比で7カ月ぶりに下回り、予想も下回った。特に雇用項目が50を下回るなど先行きの景気不安高まりを示した。結果的に上げ幅が縮小し57ドルの小幅な上昇で終わる事が出来た。この乱高下が先週の続落の流れを変えたのか、或いは踊り場から再び下落に転じるのかが今後のドルの方向性を決めるとみる。もう暫く様子をみたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 88円に届かず失速

(米ドル円時間足)


東京市場ではいきなり円高の動きが強まった。中国が日本国債の買い越しという報道などでクロス円やドル円で円買いを仕掛けたが、最終的に買い戻しが入り寧ろショートのロスカットを誘い87円98銭まで上昇。しかし、88円にはオプションなども含めかなり売りが並んでいたとの話から押し戻された。この流れもありNYダウが上昇して始まった割にはドル円の上値は重く、発表されたISMの数字が予想を下回った事で再び下げが加速。結局東京の安値を下回る87円37銭まで下落した。まだ円の先高感が市場には強くあるものの、クロス円が全般的に底堅い動きを示していることからそろそろドル円も下げが終了に近いかもしれない。時間足では三角持ち合いが収束に向かっており87円を攻めきれなければ今日は88円を試しに来るとみる。

米ドル円予想レンジ:88円20銭~87円20銭

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[ユーロ米ドル] 高値圏を上抜け

(ユーロ米ドル日足)


アジア市場でRBAが政策金利を据え置いたものの、ややタカ派的な見方を示した事から豪ドルが上昇。これを受けそれまで売り込まれていたユーロも反発に向かった。しかし直近高値の1.26台前半は依然として重く抜け切るまでには行かず抑えられた。欧州市場ではノワイエ仏中銀総裁がストレステストは問題なく通過すると述べたことや、スペイン政府の10年債発行の需要が強かった事でユーロに安心感が広がった。
NY市場に入りISM非製造業景況指数が予想を下回ると一気にユーロ買いが進み高値を更新。1.2662まで上昇したものの、5月21日に付けた高値1.2674ドルまでは届かず。当面の天井であった1.26を完全に上抜けしたが、1.2674を超えられずに押し戻されるとダブルトップを形成する事になる。反対に上に抜ければ半値戻しの1.27770付近を目指すか。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2670~1.2570

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[豪ドル円] RBA、タカ派的な見方?

(豪ドル円時間足)


RBAは予想通り現在の政策金利を4.5%に据え置くことを発表。注目された声明文では豪州経済について「成長はトレンド付近となる見込み」とし前回の文言と変わらなかった。決して内容はタカ派的というわけではないが、市場は中国の景気低迷やNYダウの続落、そして国内経済指標が予想を下回る状況下でよりハト派的な意見が聞かれると期待していた。その反動がタカ派的に映ったと見られたが、どちらにしても豪ドルをショートの損切りを巻き込みながら上昇。しかし、7月2日に付けた高値75円で跳ね返されレンジを抜けるまでには至らなかった。ここで75円を超える事が出来ればダブルボトムを形成した事で買い安心感が更に強まりそうだ。次の目標は76円だが、抜けきれなければレンジの動きに当面入るとみる。

豪ドル円予想レンジ:75円00銭~73円75銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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