ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] 韓国の利上げ、カナダの利上げ期待

NYダウは三日連続で上昇し底打ち感が更に強まった。アジア市場では韓国が米国危機後初めて政策金利を0.25%引き上げに踏み切った。これによりアジア通貨が軒並み上昇したがドル円は円安の動きを示した。NY時間にはカナダの6月失業率が7.9%と低下し雇用ネットも7カ月連続でプラスを記録。これを受けて今月のBOC政策会合では前回に引き続きり利上げを行うのではという観測が高まりカナダドルが上昇した。豪州でも前日発表された雇用の改善からこちらも利上げ期待が高まるなど、俄かに出口戦略の見直しの動きが強まっている。NYダウの上昇も含め欧州のリスク後退から世界経済の回復期待が高まるサインと見ることもできる。IMFが世界経済の上方修正を前日示した事も意識される。
スペインの貯蓄銀行やその他中小金融機関がストレステストの審査をパスできない可能性もあり、その処理の行方が不透明なことから23日の発表までは予断は許さない。ただ、何かが変わり始めた兆候はみられる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] ダブルボトムを形成か

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY20100712_hiashi.jpg

韓国の利上げでアジア通貨全般が上昇。しかし、ドル円は寧ろクロス円上昇などから底堅い動きがみられた。日本の金融政策は韓国が利上げの影響は全くと言ってよいほどなく、米国FRBの出口戦略よりも遅く行われる事は間違いないという市場のコンセンサスがある。ただ、豪州やカナダなどの利上げ期待もここにきて高まる中、世界の景気回復が予想以上に早まればリスク回避の後退から円売りが強まるだろう。ストレステストの結果まではまだ欧州金融機関への懸念が払しょく出来ないことから、もう暫くもみ合いが続くとみる。時間足では89円を抜けるとダブルボトムを形成するが、その手前では実需などの売りが並ぶ。ボリンジャーバンドの中心線のレベルとフィボナッチ50%戻しのレベルが90円付近にあり、今週は90円を試す展開とみる。

米ドル円予想レンジ89円50銭~88円40銭

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[カナダドル円] 失業率の低下から利上げ期待高まる

(カナダドル円日足)


発表されたカナダ6月失業率が7.9%と大きく低下。市場は今月のBOC政策会合で先月に引き続き利上げを行うのではないかという観測からカナダ買いに拍車をかけた。先月のBOC声明では今後の追加利上げはカナダと世界経済動向次第とした事で、今回の雇用統計の結果はそれを後押しするものと捉えられた。市場はほぼ利上げを織り込んだ形で上昇してきたことで、これ以上の上昇は慎重にならざるを得ない。50%戻しの86円50銭を超えたとしても、61.8%戻しでもあり雲の下限の86円90銭が天井とみる。

カナダ円予想レンジ:86円50銭~85円50銭

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[南アフリカランド円] 2010年経済成長率

(南アフリカランド円日足)


NYダウの上昇によりリスク選好の動きからカナダドルや豪ドルなど資源国通貨への買いが強まっている。更にゴーダン南ア財務相は金曜、2010年の経済は2.3%の見通しを上回る成長となると発言。豪ドル円の11円台はこの1年以上底を形成していることから底値に近いという見方が強い。ただ、ワールドカップが開催されるという期待感などもあり目先の買いが膨らんでいる可能性もあり、そろそろ利食い売りが上値を抑えてくるとみる。50%戻しの11円76銭で跳ね返されたことで、更に11円60銭付近までの押しがあるとみる。利下げの可能性がたかまるものの。中長期では11円35銭付近が底となった可能性が高い。
利下げ期待から売りが強まれば買いを仕込む絶好の時期とみる。

南アフリカランド円予想レンジ:11円76銭~11円60銭

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