ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] 依然慎重な攻め

週明けの東京市場ではドル買い主導で始まった。週末日本で行われた参院選では与党民主党が大きく議席を落とし過半数割れとなったことから円売りという見方が強まったが、市場には全くその影響はなかった。円売りと言うのではなく前週のNY市場の堅調な動きから米国の景気回復速度に期待が高まったことからのドル高が先行。しかし、ドル円が89円台に乗せた後もみ合いが続き上値が重いとみると徐々にクロス円の売りも出始め下落に転じた。ユーロはストレステストの結果発表を控え、リスクを回避する動きからこれまでのロングを縮小する動きが目立つなど、まだ方向性がはっきりと掴めていない事を物語るものだ。ただ、一時期の悲観的な見方が後退し下げも限定された。ポンドドル買いの勢いから下落で始まり、格下げがネガティブとされた事などで売り仕掛けが見られた。しかし、その後BPの買収話や原油流出の目途が立ったという事から株価が上昇。つられてポンドも上昇し行って来い。NYダウは18ドルプラスと小幅な上昇で終了。今週の企業決算発表を見極めようと積極的な取引は見られなかった。ストレステストや決算などイベントリスクを前に短期取引が中心の相場展開が今週は続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 89円台乗せで一旦利食い

(米ドル円時間足)

USDJPY20100713_jikannashi.jpg

(米ドル円日足)

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参院選の結果は与党民主党の惨敗に終わり過半数を確保できなかった事で、円売りと言うコメントも聞かれたが、それはみられずドル買いで週明けの東京市場は始まった。ドル円はダブルボトム形成後のレジスタンスであった88円75銭を朝方すんなりと超えると89円15銭まで上昇。しかしその後は数時間89円台でのもみ合いが続き時間切れ。結局短期筋の利食いがクロス円などを中心に出始めるとドル円も下落に転じた。結局88円75銭を再び下回り先週NYの終値とほぼ同レベルの88円60銭付近で引けるなど行って来い。日足のボリンジャーバンドの中心方向に向かうものの、NYダウの動向をにらみながらの展開が続くとみる。今日の東京は89円から88円ミドルのもみ合いを予想。

米ドル円予想レンジ:89円00銭~88円40銭

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[ユーロ米ドル] ストレステストを前に調整の売り

(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20100713_hiashi.jpg

(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20100713_jikannashi.jpg

週明けからユーロはドル高の影響から下落で始まった。欧州市場でも23日に予定されたストレステストを前に慎重な動きとなり売りが先行。目先のサポートと見られた1.2550直前で折り返したものの、1.26ドルからは再び売りが並び跳ね返された。ただ、NYの引け値にかけて上昇して終わった事で下値は一旦確認したとみる。ただ、積極的に買う材料はなく、イベントリスクから暫くもみ合いとなりそうだ。一目の雲に入ったものの途中で失速し始めていることから、もしどちらかにぶれるとすれば雲の下限に再び戻される可能性が高そうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2620~1.2550

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[ポンド米ドル] 格付け見通しとBPの株価

(ポンド米ドル日足)


昨日はポンドの動きが最も目立つ一日となった。週明けから大きく下落で始まり、欧州市場でもその動きは止まらなかった。BOEのボーゼン委員が英経済が再度、不振に陥る可能性があると悲観的な見通しを示した。更に、S&Pが英国の格付けをネガティブとした事などで売りを強めた。しかし、NY市場に入るとその動きも一転。英スポークスマンが財政赤字削減に努める事を公表し、BPの株価が原油の流出が食い止められるとの観測から上昇。結局ポンドは1.49ミドルまで下落した後にオープニングのレベルの1.51ドル付近まで戻した。しかし、上昇後一気に1.50ドルまで再び押し戻されてそのままNYを引けるなど激しい動きが見られた。日足のボリンジャーバンドでは中心の平均移動線に引き寄せられて一旦底を抑えられた。前回の安値である1.4875を下回ると更に下げが加速する可能性があるが、ひとまず下値をサポートした事で、中心線に沿って底堅い動きが続くとみる。

ポンド米ドル予想レンジ: 1.5125~1.5000

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