ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] NYダウの上昇、ユーロの上昇

アジア時間の終わり頃にポルトガルの格付け引き下げをムーディーズが発表。ユーロやドル円が一斉に売られ、ドル円はこの日の安値88円05銭まで下落した。ムーディーズは既に先月末にこの格下げ可能性を示唆しており、実際にこの話で売りを出したというのはただの投機的な動きとみられる。その後ギリシャの6か月国債の入札が行われ、平均落札利回りが4.65%と予想以上に低い金利となった。更にドイツの銀行は全てストレステストを通過する見通しが伝わるとそれまで軟調であったユーロは急伸。他のドル円やポンドなどもリスク回避の後退からすべて堅調な動きに変わった。この動きを受けたNY市場ではインテルやアルコアの決算が良かったことも後押しし大きく上昇。市場の楽観的なムードが拡大しクロス円や原油などが底堅く推移している。先週からのNYダウの堅調な動きが市場の悲観的なムードを変えたことで、これらユーロに対するニュースも前向きにとらえ始めたとみる。市場の予想以上に楽観ムードが広がっていることで、ドル円やユーロなど今後更に堅調な動きになるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


[米ドル円] 88円前半の堅さを確認

(米ドル円日足)


東京市場の終わり頃にムーディーズがポルトガルの格付けを2段階引き下げたことを発表。リスクが拡大するとの懸念が高まるとの観測からクロス円を中心に売りが加速しドル円も下落した。ギリシャ国債入札が堅調な結果となった事やNYダウの上昇で持ち直すと思われたが、寧ろドルが全面的に売りが強まったことでドル円は88円05銭までこの日の安値を付けに行った。しかし、NYダウの上昇はリスク選好の動きを強め、原油価格やクロス円が上昇に転じるとドル円も再び上昇した。結局ローソク足で見ると長い下髭を付けたことで88円のサポートの固さを確認したとみる。今日は先日の高値89円15銭を試す展開とみる。

米ドル円予想レンジ:89円50銭~88円40銭

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[ユーロ米ドル] ギリシャ国債の入札結果は重要

(ユーロ米ドル日足)


アジア時間にムーディーズがポルトガルの格付け引き下げを発表しユーロが1.26から1.25前半まで下落した。しかし、その後ギリシャ国債の6か月もの入札が行われ4.65%と予想以上の結果となった。この利回りは前回EUとIMFが緊急融資金利を5%としたレベルを下回る事になった。この結果の意味は大きい。ギリシャ問題から発生した欧州危機がこの結果によって一先ず最悪期を脱した事を意味するものと受け止めて良いだろう。ストレステストの結果が23日発表されるが、ドイツは国内すべての銀行が審査を通過するという。また、EUは昨日、資本不足に陥った銀行を公的資金を注入し支援する事を決定した事でリスクが遠のいたとみる。今日は一目の雲の上限を抜けてくるとみる。このレベル1.2770はフィボナッチの50%戻しと重なることから一旦は跳ね返される可能性もあるが、抜ければ1.3ドルの大台を試しに行くとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2775~1.2675

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[ポンド米ドル] オプション絡みの動き

(ポンド米ドル日足)



最近ポンドは東京時間15時に急激に動きだす。これはオプションのカットオフタイムの可能性が高く、この動きは今週まだ続く可能性が高い。しかし、結果的に短期取引となるため往って来いとなりやすい。もし売られた時には下値を拾うのが面白そうだ。
ユーロがギリシャ国債の入札結果が好調であったことから上昇に転じた可能性がある。この動きからポンドも一緒に上昇するとみる。ボリンジャーバンドを見るとバンドの上限が1.5360付近に位置しており今日は上値を試す展開とみる。

ポンド米ドル予想レンジ: 1.5360~1.5170

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