ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] 資源国通貨中心にクロス円の下落強まる

FOMC議事録の公開により米国景気回復基調の鈍化が確認され、追加緩和策も視野に入るなかで米経済指標の予想以上に悪化した数字が軒並み発表されている。
先週金曜に発表された米7月ミシガン大学消費者信頼感指数も予想を大幅に下回った事で米国株価下落と同時にドル売りが強まった。普段それ程意識される指標ではないものの、それだけ市場のムードは悲観的なものに偏り始めた事を示すものだろう。また、米企業決算発表でもシティグループやバンカメなどが減益になった事も、良いものには反応せず悪いものだけに反応するといった典型的なベア相場がみられた。
NYダウがマイナス261ドルと1万ドル割れ寸前まで下落するなど株安が強まった。これまではNYダウが下落すればリスク回避の動きからドルが買われたが、今回は原油価格や金価格なども下落するなど世界的なマネーの動きが縮小しているようにみえる。米国金融規制改革法案が可決されたことも影響しているかもしれない。日本の三連休前ということからのクロス円の手仕舞いなどや損切りを巻き込んだ売りが今回の下げを加速させた。少し過剰反応とみられるがまだその勢いは残る。今日のNYダウが1万ドルを割り込むかどうか注目。反発すればこれまでの円買いの反動が出るだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] クロス円の売りで円全面高

(米ドル円日足)


FOMC議事録により米国景気回復ペースの鈍化を改めて示されたと同時に、最近の米景気指標の悪化が重なり市場は米ドル売りに傾き始めた。欧州危機の後退から世界的なリスクも後退する一方で、ドルを売る動きからリスク回避の動きを強めている。それと同時に金融規制法案の成立でファンドなどのリスク投資が細るという思惑もありクロス円のポジションを縮小させているとみる。当面の強いサポートである87円を割り込んだことで、損切りを大分巻き込んだと見るが、そろそろ買い戻しも出始める頃とみる。当局の口先介入などの噂だけで一気にショートカバーが出そうだ。

ドル円予想レンジ87円00銭~86円40銭

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[ユーロ米ドル] ユーロ1.3ドル台乗せで達成感

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間にユンカーユーログループ議長がストレステストに楽観的な姿勢を示した事や、ストラスカーンIMF理事も「ストレステストは全てのユーロ圏大手銀行が審査をパスすると発言。23日のストレステスト結果を前に既にユーロへの懸念が払しょくされた。欧州時間からユーロドルは買いが強まり目先の高値目標であった1.3度台にすんなりと乗せた。このレベルはフィボナッチの61.8%戻しであり、大台変りでもあることから一先ず達成感が出たとみられる。NY市場が始まると米7月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を大幅に下回った事でNYダウが下落。週末と言う事もあったのかドル買いと言うよりもユーロの利食いと思われる売りが強まり下落。一先ず達成感が広がったと見るが、利食い売りが終わればユーロ買いの動きはまだ継続すると見る。

ユーロドル予想レンジ:1.2980~1.2900

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[豪ドル円] 規制の高まりとリスク回避の売り

(豪ドル円4時間足)


豪ドルやカナダドルなど資源国通貨の売りがここ数日強まっている。8月からのレバレッジ規制の実施で個人投資家などの豪ドルなど金利の高い通貨のポジション手仕舞いが出ていると言われる。また、金融規制法案の可決でヘッジファンドなどのリスク資産の圧縮が今回の売りの要因とみているところもあるようだ。いずれにしても、NYダウの下落が再び始まり、リスク回避の動きから纏まった売りが出ている事は確かのようだ。本日NYダウが1万ドルを割り込むようであれば更に売りが強まる可能性が高い。下値の次の目標は78.6%戻しの74円付近とみる。

豪ドル円予想レンジ: 75円60銭~74円00銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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