ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] NYダウ1万1千ドルを堅持

アジアは東京市場が休場のなか動意の乏しい動きが続いたが全般的に株式市場は堅調な地合いが見られた。この動きを受け、先週のNYダウ下落に対する懸念が後退しドル円やユーロなど底堅さが見られた。しかし、欧州時間に入る直前アイルランドの格付け引き下げの話が伝わるとユーロが一旦売られる場面も見られた。ただ、見通しがネガティブから安定的へと引き上げられた事に市場は反応し買い戻しが入り上昇。寧ろ底堅さを印象付けた格好となり欧州株式市場も堅調な動きとなった。NY時間では7月NAHB住宅市場指数が14と市場予想の16を下回り昨年4月以来の低水準となった事で相変わらず米国景気回復の遅れを示すものでドル円は上値の重い展開。更に、一部メディアがドイツのヒポレアルエステートがストレステストに不合格になると報じユーロの上昇に歯止めがかかった。そして、ハンガリーが追加緊急財政措置を拒否しEU/IMFの緊急融資協議が中断するなどユーロに対するネガティブ材料が昨日は多く見られたものの、最終的には底堅い動きになった。NYダウもプラス56ドルと1万100ドルを辛うじて堅持したこともあり、欧州、米国共にそれ程偏った悲観的な見方はなくそろそろ底が近いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 86円前半を底に

(米ドル円時間足)


アジア市場では東京が休場のなかドル円は動意の乏しい動きで推移したが、アジアの株式市場は比較的堅調な動きが見られた。欧州市場の早い時間にアイルランドの格下げの話が伝わったもののドル円の売りには反応せず、寧ろユーロの買い戻しに引き攣られ上昇。薄商いという事もあったが短期のショートが炙り出されながら86円21銭とこの日の高値を付けた。その後NY市場で発表された7月NAHB住宅市場指数が14と市場予想の16を下回り昨年4月以来の低水準となった事でドル売りが強まり押し戻された。結局ほぼ先週の終値付近の86円60銭付近まで下落し往って来い。NYダウがNAHBが予想を下回ったものの小幅ながら50ドル余り上昇したことで、このまま堅調な地合いが続けばドル円の底も一旦86円前半で終わりとみる。明日のバーナンキ議長の議会証言でこれまでの悲観的な意見に変化が見られるか注目。

ドル円予想レンジ:87円50銭~86円50銭

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[ユーロ米ドル] 1.3ドルに届かず

(ユーロ米ドル日足)


欧州の早い時間にアイルランドの格付け引き下げの話が広がり一旦はユーロ売りに反応。しかし、見通しが安定となったことから一先ずこれ以上の格下げはないという見方が強まり寧ろユーロ買いが強まった。ただ、1.3ドルを超えるまではいかずその手前の1.2991ドルで折り返した。その後、NY市場でドイツのヒポレアルエステートがストレステストに不合格になると報じられたことや、ハンガリーが追加緊急財政措置を拒否しEU/IMFの緊急融資協議が中断するなどユーロにネガティブな材料が多く見られた。ストレステストに関しては23日までこの様な話がまだ出やすく、それまでは1.3ドル付近を天井に上値の重い展開が続くと見る。日足を見ると二日続けてローソク足の十字星の様なものが出た事で一旦押し戻されると見る。

ユーロドル予想レンジ:1.3000~1.2870

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[ポンド米ドル] 目先の天井を付け

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD20100720_hiashi.jpg

欧州時間にユーロの上昇に引き攣られて上昇する場面も見られたが、結局上値では利食いの売りなどが並び押し戻された。時間足を見るとヘッド&ショルダーを形成し始めており最初の方のレベルである1.52ドルで一旦下げ止まった。1.52ドルを下抜けするとH&Sの始まった1.5ドルが次の下値のターゲットになると見る。このレベルは日足のフィボナッチ比率の38.2%にもあたる。明日のバーナンキ議長の証言や23日発表のストレステストの結果発表まではテクニカルで動きやすく、一旦下値を確認しないと1.55ドルを超えての上昇は難しいと見る。

ポンドドル予想レンジ:1.5250~1.5000

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