ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] NYダウ1万ドル割れを回避しクロス円堅調

NYダウは一時1万ドル割れ寸前でスタート。IBMやGSの決算が大きく減益となった事や、8月ぶりの低水準となった住宅着工件数の影響でダウは低調な動きから始まった。そんな中でカナダ中銀が予想通り0.25%の利上げに踏み切ったがカナダドルの買いは見られなかった。声明文ではこれまでの文言を踏襲し10年と11年の経済見通しを下方修正した事が響いた。ユーロは前回格付け引き下げとなったハンガリーの国債入札が目標調達額に達しなかった事が上値の重石となった。NYダウは引けにかけアップルの高決算や明日の未明に行われるバーナンキFRB議長の証言で追加金融緩和が実施されるとの思惑なども急速に回復。結局ダウは75ドルのプラスで終了。このダウの回復によりクロス円全般に買いが強まりドル円もストップを巻き込みながら87円ミドルまで買われた。これまでのユーロの強気なムードが一旦後退し、ドル円も86円割れが阻止された事で今日はドル買いの動きがまだ継続とみる。しかし、バーナンキ議長の発言で大きくムードが変わる可能性もあり要注意だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 介入警戒感も

(米ドル円時間足)


アジア時間には堅調な動きで始まり一時87円台に戻したものの前日の高値87円21銭に届かず失速。86円75銭付近でもみ合いながらNY市場に突入。米住宅着工件数も予想を下回った事で一時ドル売りとなりNYダウもGSやIBMの決算が減益となり1万ドル割れ寸前で始まった。これを受けドル円は86円70付近まで押し下げられたが、じりじりとNYダウが上昇し、0時のロンドンフィクシングになるとドル円、ポンド、ユーロなどで纏まった買いが出た。ドル円はクロス円の買いに押され87円25銭付近まで上昇した。その後はNYダウが引けにかけて上昇するのに伴い損切りを断続的に巻き込んで87円ミドルまで買われた。アジア時間に急速な円高に対して当局の介入の可能性が高いという話で一旦買われたが直ぐに押し戻されるなど神経質なレベルに入ってきた。介入は多分87円付近で公的な機関を通して行った可能性は高いと見る。今日明日には88円台に押し戻されるとみている。

ドル円予想レンジ:88円25銭~87円20銭

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[ユーロ米ドル] 1.3ドルを天井に下値を模索

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20100721_hiashi.jpg

欧州時間に行われたスペインとポルトガルの国債入札は順調に資金を調達する事が出来た。しかし、注目されたハンガリーの入札は目標額に達成せず落札利回りも上昇するなど再び欧州への資金調達懸念が高まり始めた。ユーロは1.3ドル台を維持できずに目先天井を付けた格好に見える。38.2%戻しの1.28ミドルで一旦はサポートされたが、まだ上値は重そうだ。50%戻しの1.2770付近は雲の上限と一致。このレベルではね返されるようであれば再び買いが強まると見る。今日のバーナンキ議長の発言前後は要注意だろう。

ユーロドル予想レンジ:1.2920~1.2770

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[カナダドル円] 予想通り0.25%の利上げ

(カナダドル円時間足)


カナダ中銀(BOC)は予想通り前回に引き続き0.25%の利上げに踏み切った。しかし、市場はカナダ買いには動かず寧ろ売りが強まった。声明文では「一段の刺激策の解除は国内及び世界経済の推移を注視して行う」と前回の文言を踏襲。更に2010年2011年のGDP見通しを下方修正したこともカナダドルの売りに繋がった。しかし、NYダウの買いが強まると同時にカナダ円も上昇に転じた。元々利上げを織り込まずにきただけに米国景気の回復ペースが高まればまだ買いの余地がありそうだ。50%戻しの84円手前まで買われ一旦は上値を抑えられそうだが、抜ければ61.8%戻しの84円60銭付近まで上昇するとみる。

カナダ円予想レンジ:84円60銭~83円30銭

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