ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] NYダウは一転、大幅上昇

NYダウは200ドル余りの上昇となり、市場はリスク選好の動きが強まる。前日のバーナンキ議長の発言で市場はNYダウが1万ドルを割り込むのではと言う弱気の意見が多く聞かれるなど、昨日のダウの動きは注目された。そのNYダウは欧州からの堅調な動きを引き継ぎ前日と打って変わって楽観的なムードが漂う1日となった。NY時間に発表された米6月中古住宅販売件数が予想された510万件を上回る537万件と発表された事が市場を一気に活気付ける事になった。ここ最近発表された米国指標が殆ど予想より悪化したものが多かった事もあったのか、今回の数字に大きく反応。また、米企業決算内容も好調。ドル売り円売りの動きが一気に進むとドル円などはショートのロスカットを巻き込みながら87円台に上昇。その他クロス円なども南アランドや豪ドルなどリスクの高い通貨に特に買いが集まった。今日は欧州の銀行のストレステストの結果が発表されることから、目先のポジションがかなり一掃されたとみて良いだろう。今日の結果発表後のユーロの動き次第で今後の市場のリスクの見方が大きく変わりそうだ。今日の動きを見てもそうだが、NYダウの1万ドルはかなり底堅い印象が出来、バーナンキ議長の発言に対しても売り材料をこなしたことで峠が一つ過ぎたと見る。今日のストレステストの結果発表により市場の流れが見えてくる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 86円、87円ミドルを超えればダブルボトム

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY20100723_hiashi.jpg

東京市場では前日のバーナンキ議長発言から米金利低下の動きに合せて上値の重い展開となった。ドル円は一時86円33銭と先日付けた今年最安値86円26銭近くまで売り込まれた。しかし売りの勢いもここまでで欧州勢が入ると寧ろ買い先行で始まった。欧州の経済指標が軒並み堅調な数字となり欧州市場の堅調な動きもドル円を押し上げた。NY市場もこの動きを引き継ぎ、企業決算などの好結果などから大きくダウは上昇。クロス円の買いが強まりドル円は86円後半のストップを巻き込むとこの日の高値87円20銭まで上昇。その後はポジション調整でじりじりと押し戻されている。NY終値ベースでは87円台を保てなかったものの、86円30銭付近ではダブルボトムの形成しつつあり、87円50銭を抜けるとその形が完成すると見る。今日はストレステストの結果発表を控え、東京市場は86円後半でのもみ合いになりそうだ。

ドル円予想レンジ:87円50銭~86円60銭

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[ユーロ米ドル] ストレステストの結果発表前に既に楽観ムード広がる

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20100723_hiashi.jpg

本日発表のストレステスト結果を前に欧州の株式市場は堅調な動きを見せた。この日発表のドイツやユーロ圏の製造業PMIが予想を大きく上回った事で市場の雰囲気は一気に楽観的ムードが強まりリスク志向に変わった。ユーロは堅調に推移し前日のバーナンキ議長発言で下落した分をほぼ取り戻し、NY市場が始まると更に上昇が加速。1.29代前半まで上昇するなど、ストレステストへの懸念が殆ど見られない。ただ、1.3ドルが天井圏として依然上値を重くしており、今日の結果発表後に1.3025ドルを超えるかどうかで今後の展開が大きく左右しそうだ。一目の雲の上限1.2780を一旦は割り込んだものの、再び浮上してきた事で、当面この雲の上限に沿った堅調な動きになると見る。

ユーロドル予想レンジ:1.3000~1.2800

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[南アフリカランド円] 政策金利据え置き

(南アフリカランド円時間足)


(南アフリカランド円日足)

ZARJPY20100723_hiashi.jpg


昨日発表されたSARB(南ア準備銀行)は政策金利を現行の6.5%で据え置く事を発表。金利自体はそれ程市場に影響したわけではないが、この日は欧州の株式市場が堅調に推移していた事や、NYダウが大きく上昇した事でランドも上昇。特に原油価格上昇によりコモディティー価格全般が強まったことで資源国通貨としてのランド買いが強まったとみる。
ドル円も86円を底に反発してきた事もあり、ストレステストの結果発表後にリスク志向が高まると考えられる。そうなればランドや豪ドルなどのリスク通貨に買いが更に集まりやすくなるだろう。

南アランド円予想レンジ: 11円76銭~11円58銭

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