ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] ストレステストを終えドル全面安

ストレステストを終えた週明けのアジア市場では欧州がストレステストに対して甘さを指摘してくるだろうという思惑からユーロは積極的な買いが見られず寧ろ上値の重い展開が続いた。円もリスク回避の動きが後退するとの見方からクロス円を中心に円売りにいた。しかし、ドル円が一旦88円にも届かなかったことなどもあり欧州勢がドル円の売りから入ると損切りを引き込みながら87円付近まで下落。ユーロはストレステストの懸念は見られず、寧ろ株式市場などが堅調な動きを示した事でユーロも上昇。NY市場に入ると米6月新築住宅販売件数が33万件と予想の31.1万件を上回りNYダウやドルが上昇。しかし、前回の数字が下方修正されるなど米国景気回復への足取りは依然おそいということもあり、徐々にドルは売りが強まった。ロンドンフィキシングのすぐ後にユーロのまとまった買いが出た事で、ドルは全面的に下落が強まった。ユーロへの懸念がある程度払しょくされたことから、今後はドル中心の動きが始まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] ドル売りの動きは短期的

(米ドル円時間足)


週明けと同時にドル円は上値を試す展開から始まった。当面上値の抵抗線と見られた87円ミドルを上抜き87円70銭まで上昇したものの、後が続かずもみ合いが続いた。欧州時間に入りドル円のロングの炙り出しの動きが強まると87円手前まで下落。ドル円を中心とした動きから欧州市場は始まった。ストレステストの結果が発表された事で欧州市場は素直に前向きな捉え方をしたとみられる。結局ドルが全般的に弱含みに推移した事でドル円も上値の重い展開となった。ただ、この動きはそう長くは続かないだろう。NYダウは100ドル余り上昇し、NY市場もリスク後退の動きが今後強まると見るとクロス円の買いも近々強まるとみる。今日は76.4%のフィボナッチレベルである86円65銭付近を底にもみ合いから徐々に底堅い動きになると見る。

ドル円予想レンジ:87円30銭~86円65銭

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[ユーロ米ドル] テストの結果を欧州勢は前向きに捉え

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20100727_hiashi.jpg

先週末に発表されたストレステストの結果は欧州市場が既に終わっていたことから、昨日の市場の動きが注目された。結果的に混乱はなく落ち着いた動きで始まった事が好感されたのか、ユーロはしっかりとした動きが目立った。ECB専務理事やギリシャの中銀総裁などテストの結果に対し前向きな姿勢を示したことなどでユーロにファンドなどの纏まった買いが見られた。NY時間に入り更に買いが強まると1.2965付近の損切りを巻き込み1.3ドルの大台を付けた。当面のレジスタンスであった1.3ドルを今後抜けるかどうか注目。ストレステストというイベントを終えた事で、当面ユーロは売り材料には反応しにくくなるだろう。ただ、だからと言って大きく買って行けるものではないが目先上値を抜ければ高値を探る展開とみる。76.4%戻しの1.3260が最初のポイントだろう。

ユーロドル予想レンジ:1.3260~1.2960

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[ポンド米ドル] ユーロに引き攣られ堅調なれど

(ポンド米ドル日足)


先週末に発表された英国第二四半期GDPが予想以上に強い伸びになった事でポンドは底堅さが目立っていた。そこにストレステストの結果が公表され堅調な動きに転じたユーロの動きに触発されたのかポンドに買いが集中。目先のレジスタンスであった1.5470を抜けると損切りを巻き込みながら1.5518ドルまで上昇した。しかし、大分短期の投機筋の動きが入ったと見られ利食いの動きも強まった。結局1.5470のレジスタンスレベルまで押し戻されている。このレベルは欧州危機が本格的に強まった4月から5月にかけての高値レベルでもある。このレベルを超えるという事はユーロが完全に反転する時と同じだろう。ユーロが1.3ドルを完全に上抜けすればポンドも次のターゲット1.57ミドルを試す展開とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.5750~1.5450

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