ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] クロス円の買いが始まる

アジア時間では殆ど動意も乏しく動かないというよりも動けないという状況が続いた。その後欧州の株式市場が堅調な動きで始まると安心感が広がりクロス円を中心に買いが強まった。特に豪ドルや南アランドなど資源国通貨やリスクの高い通貨に買いが集中。これらのクロス円は直近ではレンジの高値に位置していたこともあり、利食い売りや実需の売りなども散見された。しかし、それぞれ高値を更新するとほぼ全面的にクロス円は上昇したことで市場では新たなマネーの動きが見られる。NY時間に発表されたケースシラー住宅価格は予想を上回ったことでドル円など買いが強まった。しかし、その後発表された米7月消費者信頼感指数は予想を下回り2カ月連続のマイナスとなったものの市場の反応は薄く、市場は楽観的なムードが高まる。結局ユーロは1,3ドル台が重く、ストレステストが終わっても積極的なユーロ買いはまだみられない。一方でドル円が出遅れ感が強いことから86円付近を底に上値を試す動きが目立つ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 主役はドル円に

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY20100728_hiashi.jpg

前日最も売られたドル円が昨日は最も上昇。欧州時間に入りドル円はほぼワンサイドに上昇しNY株式市場が終わってもその勢いは止まらず、この日高値の87円97銭を付けた。前日はストレステストの結果が公表されたことでドルが全面安となり、特にドル円の売りが強まった。ドルの上値の重さから実需の売りなどがクロス円なども含め見られたが、それらが一巡した事で上昇しやすい状況になったともいえる。NYダウも4日連続で上昇しリスク選好の動きが強まりクロス円を中心に円売りが本格的になったとみる。ただ、トレンド形成というところまではまだ決めつけるには早そうだ。少なくとも今週金曜日辺りまではこの動きが続くと見る。88円付近では実需売りが並んでくると見られるが、88円25銭を抜ければ89円付近までの上昇もありそうだ。

ドル円予想レンジ:89円00銭~87円50銭

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[ユーロ米ドル] 1.3ドルの上値の重さ

(ユーロ米ドル日足)


ストレステストが終わりユーロ買いが先行したものの、その上昇力に限界が見られる。市場ではストレステストに対する一応の評価はみられたが、結局ソブリンリスクに対する査定基準の甘さがあった事で積極的な買いを入れるのは難しそうだ。ただ、ギリシャなど財政再建の道のりを今後見守るとなれば、それはかなり長い時間を要する事になる。それまでは逆にユーロの下落もない事になる。今後は欧州の経済指標などファンダメンタルズに市場の目は移るとみる。昨日発表されたドイツ8月GFK消費者信頼感調査が3.9と予想の3.5を上回る好結果となった。また、スペイン政府の3カ月・6か月証券もの入札も低い利回りで調達するなどプラス材料が見られ株式市場は堅調に推移。ユーロが1.3ドルを完全に抜けてくるのはそれ程遠くはない。

ユーロドル予想レンジ:1.3050~1.2950

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[ポンド円] レンジの上限を超え

(ポンド円日足)


ストレステストの結果懸念された英国大手銀行が合格した事でポンド買いに安心感が広がった。前日の高値である135円55銭を上に抜けた事でその動きに拍車がかかり昨日は一方的な上昇が続いた。フィボナッチの61.8%戻しのレベルが137.円28銭となり、昨日は結局この同レベルの137円18銭で抑えられた。しかし、ほぼ高値での引けとなった事で買いの強さはまだ継続すると見られる。この上の140円ミドルまでは強いレジスタンスは見られない。下降トレンドもちょうどその位置にかかっており、一先ず140円の大台を意識すると見る。

ポンド円予想レンジ:140円~136円60銭

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