ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] 最悪期は脱したか

注目の米国第2四半期GDP速報値は2.4%と発表された。予想された2.6%を下回ったものの、4半期連続でプラス成長となり前期の1-3月期分も1%上方修正された。この数字発表を受けドル円は昨年11月以来の安値85円93銭まで下落。NYダウも100ドル近く下落して始まった。ただ、成長率の鈍化は既にバーナンキ議長の発言から予想されたものであり、それ程驚くものではない。また、その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回った事も株価を押し上げる要因となった。4-6月期自体は欧州危機が最も大きく影響した期にあたり、既にその最悪期は過ぎており終わった数字となる。それに対してシカゴやミシガン大学の数字は今後の成長を示すものであり期待できるとも言える。為替市場では長期債が2.91%と再び低下したこともありドル売りに傾いたが、今後の米国景気指標によっては今が最悪期だったと言う事になりかねない。NYダウがGDP落ち込みにも拘わらず前日と同レベルで引けた事がそれを物語る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 米GDP発表で85円台に突入したものの


先週末はアジア時間からドル円は上値の重い展開が続いた。この日発表予定の米国GDPが悪化するという予想が上値を抑えた。実際、GDPは予想された2.6%を下回る2.4%と発表され、NYダウの下落とともにドル円は昨年11月以来の安値85円93銭をつけに行った。しかし、発表前にかなりロングの手仕舞いが入ったとみられそれ程損切りの動きは見られず、すぐに買い戻しが入った。その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回った事で寧ろドル円は下落前のレベルまで上昇。結局NYダウの上昇に伴いGDPの発表前のレベルまで押し戻された終了した。ドル円は海外のファンド勢の売りが目立ったようだが、86円割れの勢いが見られなかった事で底固さを確認したとも言える。ファンドを中心に今月は買いが強まるとみる。

ドル円予想レンジ87円00銭(50%戻し)~86円00銭

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[ユーロ米ドル] 1.3ドルの攻防

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

EURUSD2010_0802_hiashi.jpg

米国 GDPが予想を下回った事でNYダウが下落するとユーロも軟調な動きが見られ、一時1.3ドル付近まで売られた。しかし、その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回った事NYダウが持ち直す動きに伴いユーロも上昇に転じた。ただ、ムーディーズがスペインの格付け引き下げの可能性を示した事や、IMFがフランス経済とスペインの経済見通しが不透明とした事などがユーロの重石となった。
前回付けた1.31ドルの上値が上値を抑えているものの、下値は日足の雲の上限が下支えしていることから当面1.3ドルを挟んだ攻防は続くとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3100~1.2970

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[ポンド米ドル] バンドウオーク継続

(ポンド米ドル日足)


ポンドはロンドンのフィキシングタイムにファンド勢も含めた買いが見られ1.57ドル台に乗せた。先週は上値の強いレジスタンスとみられていた1.55ドルを上に抜けた事で新たに買いの意欲が高まった。7日連続で陽線が続きそろそろ上値が重くなる頃とみたいが、この上昇力は本物のようだ。日足のボリンジャーバンドの上限に沿って依然バンドウオークが続いており、勢いの衰えが見られない。
次の上値のターゲットは2月16日に付けた高値1.58ドル台が意識される。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5800~1.5650

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