ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] ドル全面安の展開

先週末発表の米GDPが予想を下回ったものの、NYダウの下落が見られず株式市場では安心感が強まった。その動きを引き継ぎアジア市場でも中国を中心に比較的しっかりした値動きが見られた。欧州市場に入ってもその動きは変わらず、ユーロ圏や英国のPMI製造業が事前予想を上回った。更に、サンデータイムズ紙の英国や米国、そしてユーロ圏は日本よりも早い成長を見せるだろうという記事が欧州の株式市場を大きく押し上げた。NY市場に入ると、米7月ISM景況指数が55.5と予想の54.0を上回ったことからNY市場はオープニングから上昇で始まった。これによりリスク選好の動きが強まるとドル売り円売りの動きが強まった。ただ、ドル円に関してはマスコミ等がドル円の上値の重さを伝える報道が相次いだことから積極的な買いは見られず、ドル売りと円売りが拮抗し殆どレベルは変わらない動きとなった。ユーロやポンドがドルに対し新規の買いが入った可能性がある。ドル円はファンドの売りが見られ、86円割れを狙う展開がまだ続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] ドル売りと円売りに挟まれ

(米ドル円時間足)


週明けのアジア市場ではドル円の買い戻しが先行し目先のショートカバーが切らされ86円後半まで上昇。しかし、87円をつけきれなかったことから欧州時間では再び86円前半まで下落した。しかし、欧米の株価上昇からドル売りと同時にクロス円などの買いが強まった。特にポンドやユーロに対して円は売られたが、リスクの高い豪ドルやNZドルなどにはそれ程積極的な買いがまだ見られない。レベル的には高値付近に位置することもありまだ本格的なリスク選好と言うところまでは言えない。高値を超えていくようであればドル円の上昇は出遅れ感もあり大きく上昇するとみる。86円を割り込んでも介入警戒感もあり、それほど大きく下落するとも思えないが目先はまだ86円台でのもみ合いが続くとみる。

ドル円予想レンジ:87円00銭(50%戻し)~86円00銭

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[ユーロ米ドル] ドル売り強まり1.32ドル近辺へ

(ユーロ米ドル日足)


欧州の株式市場は全般的に堅調な動きとなった。ユーロ圏やスペインのPMI製造業が予想を上回った事や、サンデータイムズ紙がユーロ圏や英国、米国は日本よりも早い成長を見せるだろうと報道した事が買いを誘った。しかし、欧州市場でのユーロドルは1.30ドル台でのもみ合いが続いたが、NY市場に入ると一変。米国ISMの数字が予想を上回りNYダウが上昇すると、それに伴いユーロドルは1.30ミドルから1.32ドル手前の1.3194ドルまで上昇。ギリシャ危機が本格的に取沙汰された5月初旬のレベルに近づいた。1.3ドルを完全に超えたことから次の段階に入ったとみて良いだろう。次は76.4%戻しの1.3250ドル付近を目指すとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3250(76.4%)~1.3130

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[ポンド米ドル] HSBC決算を好感

(ポンド米ドル日足)


欧州時間に発表された英国7月のPMIが57.3と予想された57を上回ったことや、サンデータイムズの英米欧が日本よりも早い成長を見せるだろうという記事が好感されポンドはユーロ以上に堅調な動きで推移。更に、英国大手金融機関のHSBCが2010年上半期決算が予想を大きく上回った事で株価上昇とともにポンドも買いが進んだ。更に、米国ISMが前月比では落ち込んだものの予想を上回った事でNYダウ上昇からリスク選好の動きが強まった。これによりポンドドルはこの日200ポイント余りの上昇となりほぼ高値引け。
投機的な資金の流入もあるとみられ、まだ底堅い動きは続きそうだが、売りが始まればその分大きく下落する可能性も十分考えられそうだ。反対の動きが見られたら直ぐにポジションを切るつもりで買いポジションを継続する。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6060(2月3日高値)~1.5820

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