ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] 追加緩和観測からドル売り継続

アジア時間では中国などアジア株式市場の堅調な動きに支えられドルは底堅い動きが続いた。しかし、欧州時間に入るとドルは再び全面安の様相を呈した。一連の米高景気指標の低迷が示される中で、来週のFOMCではFRBがMBSや国債の買い入れを決定するのではないかと言う観測記事が広がった事が背景にあるようだ。NY市場に入り米6月中古住宅販売成約件数が大きく予想を下回ったものの、既にドルは大きく売られていた事もありそれ程大きな動きは見られなかった。ドル円も野田財務相が介入に関して積極的な姿勢を示さなかったことから動機筋のドル円の売りが目立つ。雇用統計発表前にもう一段のドル売りが強まるとみてよさそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 米追加緩和策観測などから上値の重い展開

(米ドル円日足)


アジア時間には円高が止まらない動きに対して野田財務相が「為替は為替市場が決める」と発言。これにより介入警戒感が一気に遠のきドル円は85円台を付けて戻したものの、上値の重い展開となった。その後欧州時間にWST紙がFRBが象徴的な変化を考えているということから来週のFOMCでは追加緩和策が検討されるという観測記事によりドルは全面安。ドル円も85円67銭と今年最安値を更新。ドル円のロングがかなり切らされたことから、ロスカットによる急落は見られない。逆に短期の投機的な売りが見られるだけに昨年11月の安値である84円台を見に行く動きは今日か明日にはありそうだ。ただし、ショートも溜まり始めているため戻しも早いとみる。

ドル円予想レンジ:86円50銭~85円00銭

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[ユーロ米ドル] ドル売りでユーロの買い戻し強まる

(ユーロ米ドル日足1)


(ユーロ米ドル日足2)

EURUSD2010_0804_hiashi2.jpg

ユーロ高と言うよりもドル安が強まる中でユーロの買い戻しが進んでいるとみられる。対スイスでもユーロの買いが強く1.27台に回復してきた。これまでのギリシャ危機でのユーロ売りの巻き戻しが断続的に入り始めていることから、まだ上値の余地は大きい。日足チャートではボリンジャーバンドの上限に沿ってバンドウオークが依然として続き、中心移動平均線も上を向いている。ただ、1.3260ドル付近はフィボナッチの76.4%戻しにあたることから今日は一旦上値の重くなる展開を予想する。

ユーロドル予想レンジ:1.3260(76.4%)~1.3130

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[豪ドル円] RBA政策金利を据え置くものの

(豪ドル円日足)


RBAは予想通り政策金利を4.5%に据え置く事を発表。声明文では前回と殆ど変らないトーンであり、追加緩和策への期待は高まらなかった。インフレがターゲットに近い事や世界経済の見通しが依然不透明と言う事から現在の金融政策が適切である事を示した。
ただ、今週6日発表の2011年GDP見通しを3.5%から3.75%へ上昇修正するという観測が強まる。更に、NY時間に入りRBAウオッチャーで有名なミッチェル氏が次回9月の政策会合で再び利上げを行う可能性があるとして、豪ドルは底堅い動きが続くとみられる。
一目の雲の下限が77円ミドルにあり、今日はドル円の売りが強まれば一旦はその辺まで下押しがありそうだ。しかし、金利の高さなどから買い意欲も強く下げたら買いを入れたい。

豪ドル円予想レンジ:78円80銭~77円50銭

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