ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] FOMCを控えポジション調整

特に材料は見られない週明けの為替市場。様子見気分の強い動きで始まったアジア市場はNYダウが一時150ドル以上下落した前週末の動きもあり日経平均も冴えない動きとなった。しかし、欧州市場の動きはアジアと異なり寧ろ先週末の米雇用統計の悪化を受け明日のFOMCでは何らかの追加緩和策が取られるのではという観測から株価は大きく反発。それを受けNYダウも+45ドルと小幅ながら反発。ドルは全般的に堅調な動きが目立った。ダウの動きに合せたというよりも、本日発表のFOMCの結果を見極めたいということから先週までのドル売りが先行した調整の買い戻しとみられる。市場ではFRBが何らかの緩和措置を行うというのがコンセンサスのようだ。寧ろ、声明文の文言だけを変えるだけとなればドルは反発する可能性が高いとみる。特にドル円は8月円高説を唱えるところが多く、ドル買いは完全に手控えられているだけにその反発は大きいとみる。今日のFOMCで今後のバーナンキ議長の景気に対する見解がはっきりし、それ次第では長期金利の流れが変わるだろう。

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[米ドル円] 8月円高説

(米ドル円時間足)


(米ドル円月足)

USDJPY2010_0810_tsukiashi.jpg

8月円高説が今年はやけに取沙汰されている。ドルの国債償還が集中するという事が大きな理由のようだが何も償還は8月だけではない。夏休みで薄商いの市場になりやすい事は確かだが、それは過去30年間ドル円は延々と下落を続けている事から当然円高の月は多くなる。1995円の8月時のドル円は前月付けた最安値を最後に大幅な円安が始まった。その3年間の8月は上昇しているのはドル円が上昇トレンドだからだ。今回も先日ドル円は85円付近までこの15年間で最安値に近いレベルまで下落した。今回もこれをボトムに大きく反発する事がないとはいえまい。ただ、今のところドル円が上昇する要因は見当たらず、当局の介入の意思もそれ程見られない。今日はFOMCの動きを見極め、発表後に85円を割り込まなければ、当面の底とみる事ができる。時間足では下降トレンドのライン85円90銭を抜ければ86円15銭までの上昇もあるとみる。その上はFOMC次第では86円40銭付近までの戻しも考える。

ドル円予想レンジ:86円40銭~85円00銭

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[ユーロ米ドル] トリシェ総裁発言

(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD2010_0810_jikannashi.jpg

ドイツのダックスが大幅上昇するなど欧州株式市場は全般的に堅調な地合いで引けた。今日のFOMCでは追加緩和策が打ち出されるという期待もあったようだが、単なるポジション調整とみる。時間足チャートのフィボナッチ61.8%戻しのレベル1.3220ドル付近で一旦サポートされた。パラボリックではまだ下落トレンドが継続されており、もう一段の下げがありそうだ。或いはこのまま横這いで行けばパラボリックのSARと1.3220ドル付近でクロスする事になり、上昇に転じるサインとなる。どちらにしても今の主役はドルであり、今日のFOMCの結果を見極めてからという事になる。

ユーロドル予想レンジ:1.3260~1.3160

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[ポンド米ドル] レンジ内でもみ合い

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD2010_0810_hiashi.jpg

ポンドは一日を通し軟調な地合いが続いた。英テレグラフがBOEから悲観的な見通しが出されるだろうとした記事や、サンデータイムズ紙も11日発表の四半期インフレ報告で経済見通しを下方修正する公算が大きいといった一連の記事がポンドの上値を重くした。多分憶測記事というよりも何らかの情報があったとみられる。ただ、ポンドの場合はそれらの要因で動くよりも市場の投機的な動きが強く、寧ろ今回の売りの反動が気になる。時間足のフィボナッチ23.6%戻しの1.5890でサポートされたが、まだ売りの勢いは止まっていないとみる。38.2%戻しの1.5830付近まで更に下落する可能性が高そうだ。ただ、このレベルは昨日の日足のパラボリックが位置することから、このレベルを抜けると売りに転換することになる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5960~1.5830

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