ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] FOMC声明、追加緩和策を打ち出す

未明に発表されたFOMC声明では市場の予想通り追加緩和策を打ち出す結果となった。市場の最も注目したMBSの償還金を長めの米国債に再投資する事で現在の証券保有水準を維持する事を決定。ドルはそれを受け全面安となった。それまでは堅調に推移していたドル円も86円付近から85円前半まで下落した。NYダウは一時100ドル余り上昇するものの、引けにかけては再び下落し終値はマイナス54ドル。景気見通しでは生産と雇用のペースの鈍化が指摘され、景気回復も一層緩やかになるとした。今後更に量的緩和を行う可能性も出て来た事で、金利から見たドルは当面上値の重い展開が続くだろう。一方、日銀の政策決定会合では当面米国経済の動向を見守るとして追加緩和策は見られずドル円の上値は一層重くなった。ただ、今回の声明を受けても前回のドルの安値を超えていないことで、ポジション的には既に織り込んでいたとみる。今日はもみ合いからやや買い戻しの入る展開とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] FOMCの追加緩和策と日銀政策の差

(米ドル円時間足)


東京時間に行われた日銀の金融政策決定会合では特に追加緩和策は見られなかった事で一時的にドル円の売りが強まった。しかし、NY時間に向けて徐々にショートカバーとみられる買いが強まり再び86円台に乗せこの日の高値86円22銭まで上昇するなど底固さが目立った。しかし、注目されたFOMCの声明文ではMBSの償還金を長めの米国債に再投資する事で現在の証券保有水準を維持すると発表。金利以外の追加緩和策を打ち出した事でドル円は85円17銭まで70銭余り下落したことになる。ただ、前回付けた安値85円02銭には届かなかったことで一先ず第2段の下落は避けられたとみる。今日はこの下落の窓埋めをする動きを予想する。

ドル円予想レンジ:85円90銭~85円20銭

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[ユーロ円] 雲の中で横ばい

(ユーロ円日足)


FOMCではMBSの償還金を長めの米国債に再投資する事で現在の証券保有水準を維持する、いわゆる量的緩和を継続することが示された。これによりドルの低金利政策が更に継続されるとの思惑からドルは一斉に下落。対ユーロよりも対円での下落幅が大きく、結果的にユーロ円も高値から1円近く下落した。結果的にユーロ円単体での動きは見られず当面横ばいが続くとみる。一目の雲の中心をゆっくりと横に這い、基準線の112円が底を支える形がみえる。これは8月いっぱい続くとみる。

ユーロ円予想レンジ:113円20銭~112円20銭

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[ポンド米ドル] 売りのサイン

(ポンド米ドル日足)


本日のBOEによる四半期インフレ報告では成長見通しを5月の時よりも下方修正するとの観測が広がった。また、7月RICS住宅価格もマイナス8%と予想のプラス5%を大きく下回った事でポンドは軟調な地合いが続いた。しかしFOMCの声明文を受けてドルは全面安の展開となるとポンドも一気に上昇。結局この日は行って来いとなり長い下髭を出した陰線で終わった。この下落によりパラボリックのRASを下回った事で売りサインが出たが、下髭の長いことから、これは騙しのサインとみた方が良いかもしれない。ポンドドルはどちらにも大きく振れずにもみ合いになるとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5925~1.5775

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