ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] ドル安の動き主体

週明けの東京市場では先週金曜のNY市場でドル円が上昇した分を解消する動きから始まった。日本の第2四半期GDP速報値が前期比年率0.4%と予想された2.3%を大きく下回った。これにより日経平均株価は一時150円余り下落し9100円を割り込むなど、円にとってはマイナスとみられる材料にも拘らず円は上昇。市場はリスク回避の動きから円買いという位置づけで捉えた。しかし、この結果により日銀が更なる追加緩和策を取る可能性が高まり、菅首相も円高も含めた対策を検討し始めたことで、円買いの動きにも限りが見える。今後は日本当局の円高への対応としてどのようなものを打ち出してくるのか、どこまで強い姿勢を示すかを見ていく事になるだろう。昨日NY市場で発表されたNY連銀製造業景気指数は予想を下回ったものの雇用指数は大きく拡大するなど、米国景気指標では見方次第でプラスにも捉えられる。NYダウも結局前日と殆ど変らず下げ止まり感も出て来た。ドルや円への資金の流れも変わりやすいとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 第2四半期GDP予想を下回る

(米ドル円時間足)


週明けの東京市場の早朝に日本の第2四半期GDP速報値は前年同月比で予想されたプラス2.3%を大きく下回る0.4%と発表された。これを機に円高が強まり結局NY市場で上昇した分をほぼ帳消しする動きから85円70銭付近まで下落。日経平均もこれを受け9100円を割り込むなど日本経済への懸念が強まった。しかし、円は寧ろリスク回避から買われるなど不自然な動きが見られる。菅首相も日銀との連携も含め経済対策の検討を始めるなど、円高阻止への動きが強まる。昨日は円高の動きに加えドル安の動きも加わった事でドル円は欧州で更に下落。85円前半まで再び押し下げてきているが、ボリンジャーの下限バンドで一旦跳ね返されて横ばいに転じている。85円付近では当局からの発言も含め売りを仕掛けるには慎重な動きになりそうだ。今日は85円台でのもみ合いとみる。

ドル円予想レンジ:85円80銭~85円00銭

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[ユーロ米ドル] ドル安の動きで下げ止まり

(ユーロ米ドル日足)


日本のGDPが予想を大きく下回った事で世界の景気への影響が懸念される中でドルも売り足が強まった。この結果ユーロドルは週明けから堅調な動きとなり先週までの下落の動きに歯止めがかかった。また、欧州委員会はリスク管理強化のためにリスク管理強化案を想定するなど前向きな動きが評価された。アイリッシュバンクへの支援問題などまだ欧州への懸念はくすぶるものの、市場の焦点は米国経済と円高へ向いており目先はユーロドルも下げ止まり感が強い。ただし、ドル円が再び急落すればユーロ円の売りが下押しする可能性もある。ただ、一目の雲が下値を支えておりその上限の1.26ドルが強いサポートとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.2900~1.2750

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[豪ドル円] ドル円の動きを注視

(豪ドル円日足)


本日発表されるRBA議事録では利上げへの可能性を示すものが出るのか注目される。ただ、先週発表されたウエストパック消費者信頼感指数などをみると追加利上げの可能性は低そうだ。また、今週末に予定される豪州選挙も控えていることから手控え感が強い。そのためか、豪ドル円の下げもここにきて一服感も見られる。日足の一目の雲の下限の76円付近では買い頃感もあり当面はサポートとみる。もし、ドル円が85円を割り込み再び円高が強まればその限りではない。豪ドルよりも今はドル円の動きを見ながらの取引きをした方がよさそうだ。

豪ドル円予想レンジ:77円00銭~76円00銭

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