ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] NYダウ6日ぶりに反発

アジア時間からドル円は85円割れを試す展開で始まった。しかし、85円は割り込めず安値でのもみ合いが続いた。クロス円は底堅く推移し寧ろドル円の売りを吸収するようにじりじりと底を押し上げた。日本は円高など経済対策に向けて来月上旬にも調整をすると発表したが、対策の遅さが指摘されそうだ。NY時間に発表された米7月住宅着工件数は56.5万件と予想の57.7万件を下回ったがそれ程市場への影響は見られなかった。FOMC声明文で既では既に雇用や住宅関連に関して悲観的な見方を示していた事もありそうだ。7月鉱工業生産は1.0%と予想の0.5%を上回る結果となり株式市場では好感され、結局6営業日ぶりに上昇。これを受けリスク選好の動きが見られ豪ドルやカナダなどの資源国通貨が上昇した。特に対円でも買いが見られドル円の下値を支えた。円高への対策や口先介入は効果薄ではあるが、ここにきて円を買う動きが鈍いのはポジションが偏り過ぎた可能性もある。一旦はショートの本格的な巻き戻しが入ってもおかしくはない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 円高一服

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY2010_0818_jikanashi.jpg

東京時間に一時85円11銭までドル円は下落。85円割れを狙った投機的な動きが見られたが、結果的に割り込めずにじりじりと押し戻された。クロス円などの買いが強まった事もドル円の押し上げ要因となった。円高により日本企業の海外企業へのM&Aが大きく拡大しているという。この様な外貨買いが円売りを強めておりこれまでの様な一本調子の円高は難しそうだ。時間足のボリンジャーバンドは昨日からのもみ合いが長く続いたことでかなり縮小している。この後はどちらかに大きく動く可能性があり上値へのリスクが高いとみる。日足で見ると下限バンドを放れ中央移動平均線の86円ミドルへ向かい始めている。

ドル円予想レンジ:86円35銭(8月13日高値)~85円20銭

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[ユーロ米ドル] リスク後退からユーロ買い

(ユーロ米ドル時間足)


アジア時間から堅調な地合いが続いたユーロだが、欧州時間に入り更に買いが強まった。アイルランドやスペインの入札結果が堅調な結果に終わった事が影響した。先週はアングロアイリッシュバンクへの政府支援など再び欧州危機への懸念が高まったが、この結果からその不安も払しょくされた。ただ、欧州問題は今後も継続されるもので本格的な買いが強まっているわけではなくショートカバーの域を脱していないとみる。時間足のボリンジャーで見ると中央の移動平均線と上限バンドの間を緩やかに上昇を継続するとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.2930~1.2820

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[豪ドル円] RBA議事録の結果

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY2010_0818_hiashi.jpg

東京時間に発表された豪州中銀RBAの議事録では予想通りとなった。政策金利に関して何らかの変化が見られるのか期待されたが、「政策金利は依然として適切」、「現在のところ据え置くこととし、今後の情報を見守ると判断」と、当面様子見姿勢を取るとしたことから一時は売りも見られた。しかし、その後はユーロなどの上昇に攣られ堅調な地合いとなった。NY時間に発表された米国経済指標を好感した事や、ウオールマートなどの小売企業の決算が好調な事を受けNYダウは上昇。6営業日ぶりに100ドル余り上昇した事でリスクへの動きが強まり豪ドル円は更に上昇。13日の高値77円80銭の手前まで買われてからもみ合いに入った。このレベルを超えれば78円ミドル付近までの上昇も見込めるが、それにはドル円の動き次第というところだ。日足の雲の下限はかなり固く、どちらにしても下値リスクは今のところ低いとみる。

豪ドル円予想レンジ:78円50銭~77円20銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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