ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] 様子見気分の強い相場展開

ここにきて市場は夏枯れムードが強くなり動意の乏しい動きに終始。円高に対する警戒感が強いものの、ドル円は85円を目の前にもみ合い状態に入った。一方、他の主要通貨も次の展開を待って短期的な動きが目立つ。東京市場ではクロス円を中心に上値の重い展開で始まった。特に投機的な通貨でもある豪ドルやポンドの売りが目立った。
豪ドルは前日のRBA議事録において利上げの可能性が遠のいたことの焼き直しが目立った。また、豪州英系の資源大手BHPビリトンがカナダの肥料大手に対し買収提案を出した事から豪ドル売りカナダ買いの動きがみられた。ポンドはアジア市場では前日の軟調な地合いを受け上値の重い展開が続いたがBOE議事録が発表されると急騰するなど、通貨ごとに区々な動きを見せた。対ドルでのポンドやユーロは一旦調整の売りが終わったとみられ、次の流れを探ろうとする動きにみえる。NYダウは小幅高で引けたことでリスクへの懸念はそれ程強くない。米国の景気動向次第で長期金利が底に近い状態かどうかを見極めたいという意識がありそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 85円を目の前に

(米ドル円日足)


先週11日に15年ぶりの安値84円72銭を付けてからその後1週間85円を目の前にして抜けずにいる。一度割れていることからそれ程85円を売っていくのは難しくないはずだが。
昨日のWSJ紙では日銀が円高にそれ程脅威を感じていないのではといった記事が載り、ドル円は一時85円19銭まで売られる場面も見られた。しかし、結局NYの引けにかけて買い戻しが強まり行って来い。下攻めのしやすい状況にも拘わらず攻めきれずにいるのは、それだけ売りの力が弱まっているとみる。ポジションがドル売りに偏り過ぎた可能性もあり、一旦買い戻しが入らないと下攻めも難しいとみる。日足のパラボリックSARは86円20銭付近にあり、ここを抜けば上昇に転じる。

ドル円予想レンジ:86円00銭~85円20銭

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[ポンド米ドル] BOE議事録の内容で買い

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD2010_0819_hiashi.jpg

ポンドは前日の下落の流れを引き継ぎ東京市場でも上値の重い展開で始まった。しかし、欧州時間に発表されたBOE議事録では緩和や据え置きだけではなく引き締めについても議論されていた事が明らかになると一気に100ポイント余り上昇。今月初旬に報じられた「英国が米国やユーロ、そして日本よりも早い成長を見せるだろう」という記事が再び市場では意識されたようだ。昨日一昨日にかけて投機的な動きが目立つが、それだけ流れの節目にいるとも言える。時間足と日足でみると中央の移動平均線で下落がサポートされている。下抜けすれば1.55ドル付近、跳ね返されるようであれば1.57ドル付近への戻しもあるとみる。次の流れをつかむまではレンジ内での動きの中が続くとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.5700~1.5500

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[豪ドル円] BHPのカナダ企業の買収

(豪ドル円日足)

AUDJPY2010_0819_hiashi.jpg

(豪ドル円時間足)


前日に発表されたRBA議事録では当面利上げの可能性が遠のいたことから売りが出やすい状況となった。昨日もその影響が続きアジア時間から上値の重い展開が続いた。豪州英系の資源大手BHPビリトンが世界最大級のカナダ肥料大手ポタシュに対し買収提案を出した事から豪ドル売りカナダ買いの動きが強まった。ただ、依然として日足では一目の雲の中を抜けきれずに推移し、雲の切れ目である8月いっぱいは横這いとみる。時間足ではパラボリックが77円付近にあり、これを抜けるようであれば77円ミドルから75銭まで。

豪ドル円予想レンジ:77円70銭~76円60銭

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