ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] ユーロ不安からドル高

アジア時間ではこれといった材料もなく市場は動意の乏しい動きが続いた。ドル円も前日の84円台に突入した流れがあるものの、政府と日銀の円高阻止への動きが燻ぶることから85円前半でのもみ合いに終始。
しかし、欧州時間に入ると一転してユーロが急落。ウエーバー・ドイツ連銀総裁が「ECBによる無制限の資金供給は年末以降も継続する事が妥当」と発言した事でユーロの流動性懸念が高まったことが影響した。この日は米国の経済指標の発表もなく、市場の注目はこれまでの円高からユーロに転換した。アイルランドやギリシャなどの国債利回りの上昇に対し、ドイツの国債利回りは一段と低下。その格差が広がれば財政不安の高い国々の資金調達に支障が生じる可能性が高まることからユーロ売りが強まった。ポンドも同様に上値の重い展開が見られた。高値からの調整の売りが一旦止まったかと見られたポンドやユーロだが、これらの材料でもう更に一段の下げが加速しそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 円高は一先ず一服

(米ドル円日足)


前日に新聞報道で日銀が10兆円の追加供給を行うとの観測記事から、緊急金融政策決定会合がこの日に行われるとの噂も流れるなど、ドル円は膠着状態が続いた。欧州時間に入るとウエーバー独総裁の発言からユーロが急落。この動きを受けてドルは全般的に底堅い動きとなった。NY時間に入り日経新聞が国内個人のFX取引で円売りのポジションが膨らんでいる事が伝えられたことでドル円は上昇。週末のポジション調整と重なりこの日の高値85円82銭まで上昇。結局85円台でのもみ合いから抜け出せない状態のまま週を終えた事になる。FXの個人のポジションの話や日銀と政府との会談の話など市場はそれ程重要視しているとは思えない。それでもドル円が下落しないという事に注目した方が良いかもしれない。

ドル円予想レンジ:86円20銭~85円25銭(ボリンジャーの中心線)

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[カナダドル円] 利上げ期待遠のく

(カナダドル円日足)


カナダの7月消費者信頼感指数が1.8%と予想された1.9%を下回った。BOCのインフレターゲットの1~3%の目標内にあることから次回の会合では金利据え置きの観測が強まりカナダドルは下落。カナダ円も82円前半から1円下の81円前半まで下落した。8月に入り81円付近では何度か下げ止まりを見せていることから、相当強いサポートとみて良いだろう。既に、これで金利据え置きが織り込まれてきたことから、再びカナダにとっての好材料が見られれば買いが強まるとみる。9月8日の発表日付近まではもみ合いか、或いは上昇とみる。ボリンジャーバンドの中心線がある83円30銭と下限バンドの81円20銭のレンジ内とみる。

カナダドル円予想レンジ:82円30銭~81円20銭

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[ユーロ米ドル] ウエーバー総裁の発言を機に

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間にドイツ連銀のウエーバー総裁が「ECBによる無制限の資金供給を年末以降も継続する事が妥当」「金利は妥当」と発言した事でユーロは一気に下落した。この数日アイルランドやギリシャへの懸念が再び強まる中、ドイツの国債利回りが低下。一方で財政不安を抱える国の国債利回りが上昇するなど、その金利格差が広がっていた。これにより、今後資金調達に支障が生じるのではといった懸念が今回の発言でユーロ売りを強めたとみる。ユーロドルは高値を付けた1.33ドル台から下落が始まり、一旦下げ止まったかと見られた。しかし、これにより上値の重い展開は続くとみる。ただ、一目の雲の上限である1.2630付近が下値をサポートするとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.2770~1.2630

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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