ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] 無策の日本に対し円買い攻撃

アジア時間に85円を目の前にもみ合いが続いた。市場はここまで来ても日本サイドから何らかの対策が打ち出されるとの思惑があったようだ。その間何度か85円を割り込む動きが見られたものの、結局何もアクションが見られず売りが先行。ドル円は前回の安値を下回るとストップを巻き込み急落。NY時間に入り米中古住宅販売件数が383万件と予想の465万件を大きく下回った。平均価格は前回を上回りこれで5カ月連続の上昇を記録したものの、市場の失望感は大きくNYダウは大きく下落。これを受け為替市場でもドル全面安の展開となり、ドル円も83円台に突入。米国側から見てドル安は歓迎されるものとなるが、同時に株が1万ドルを割り込むなど景気回復の足取りが更に警戒信号が点る。この動きを米国側がどう捉えるかが今後の注目だろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円] 小出しの付けが回って

(米ドル円日足)


アジア時間では何度か85円割れを試すものの直ぐに跳ね返された。依然として日本政府からの何らかのアクションが打ち出されるのではという観測が見え隠れしたが、結局何も出ず。欧州時間では84円79銭の前回の安値を下回るとロスカットを巻き込みながら84円前半まで下落。その後NY時間に入り米中古住宅販売件数が383万件と予想を大きく下回った事でドル全面安となりドル円は更に下落。一時83円85銭を付けた後買い戻しが入ったが、ショートはそれ程膨らんでいるとは見られず上値は依然重い。クロス円も全般的に損切りの売りが強まっていることからドル円の戻しは限られるだろう。NYの昼近くには日銀が追加の金融緩和を検討している報道が流れ、更に投機的な動きで円が買われれば単独介入の可能性もある事が報じられた。しかし、時すでに遅く市場は一部のショートカバーが出ただけだ。警戒感はあるものの、日本の対応の遅さからドル売りを仕掛けるタイミングを狙っているとみる。本気で介入が入るまでドル売りは買い戻しも入れながら進んでいくとみる。

ドル円予想レンジ:84円80銭~83円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル] ユーロの下落継続

(ユーロ米ドル日足)


ドル円の下落に伴いユーロ円などクロス円の投げが見られた。これによりユーロドルもアジア時間には上値の重い展開が続いた。NY市場に入ると米国7月中古住宅販売件数が予想を大きく下回った事でNYダウが一時1万ドルを割り込むなどリスク回避の動きが強まった。それによりユーロも更に売り込まれる場面も見られたが、その後は買い戻しが強まり逆にショートを炙りだす動きとなった。しかし、NYの引けにかけてS&Pがアイルランドの長期格付けをAAからAAマイナスに引き下げ見通しをネガティブとすることを発表。ユーロは再び売りが強まっている。フィボナッチの50%戻しであった1.26ドル付近で跳ね返されたが、この格付け引き下げの話から先ほど付けた安値1.2587を下回ると次のサポート1.25ドルまでの下げもありそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.2660~1.2500

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド円] 下値サポートを割り込み

(ポンド円日足)


アジア市場ではドル円の動きに合せたようにじりじりと下落が見られた。その後欧州時間に入り日本の当局が何も円高に対しして策を打ち出せないとみると一気にクロス円を中心に売りが強まった。特に動きの激しいポンド円の下落が目立った。一旦は買い戻しも入りながら上値では売りが再び抑えてくるなど回転が効いた売りがみられた。それまではドル円の売りに押され、ドル売りが強まり一時ポンドドルが上昇。しかし、NY午後には再びポンドドルも下落したことでポンド円も下落に転じた。61.8%戻しの131円を割り込み76.4%戻しのレベルも一時割り込むなど下落の勢いは止まらない。終値ベースでは139円30銭と76.4%戻しのレベルちょうどで終わったが、日中に昨日の安値128円78銭を割り込めば更に下落は続くとみる。

ポンド円予想レンジ:130円00銭~127円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する