ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] NYダウ1万ドル割れ

アジア市場では政府や日銀の追加金融政策と介入警戒感が漂いクロス円を中心とした底堅い動きがみられた。ドル円も84円後半までこの日の高値を付けに行ったが85円付近には実需の売りなども並び、結局欧州勢が入ると再び売りが先行。NY時間に発表された米国新規失業保険申請件数が47.3万件と予想の49万件を下回った事でドルが一斉に上昇。しかし、この数字は来月の雇用統計には反映しないという事もあるが、更に4週平均の数字は悪化しており米国景気への懸念は依然として根強い。結局NYダウはその後下落に転じ引けはマイナス74ドルと1万ドルを割り込み長期金利は2.48%まで下落して終わった。株安が今後も続くとなれば、本格的に米国の景気への懸念が深まることにもなる。今後ドル安政策にもこの動きは影響しかねず注目したい。今日のGDPの数字が予想を下回るようであれば、株が下落しクロス円の売りが更に強まる可能性もありドル円も再び84円を割り込む可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 実需の売りが上値を抑え

(米ドル円日足)


アジア時間には野田財務相の発言などで日本が単独介入の可能性もあるとの観測からドル円やクロス円は堅調に推移。ドル円は一時前日の高値を超え84円87銭まで上昇。しかし、85円付近には実需の売りなども含め売り注文が並んでいたことから再び下落。NY時間に発表された米新規失業保険申請件数が予想を下回った事で一時ドル買いの動きも見られた。しかし、その後はNYダウの下落が強まるとクロス円を中心に上値の重い展開になるとドル円も徐々に下落。ただ前日の終値である84円には届かず84円前半では買い戻しの動きも目立った。今日の米GDPの発表によってはNYダウが更に下落する可能性もあり、ドル円は依然として下値リスクは高いとみる。

ドル円予想レンジ:84円80銭~83円80銭

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[ユーロ米ドル] 独の堅調な景気により底固い動き

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD2010_0827_hiashi.jpg

ドイツの9月GFK消費者信頼感指数が好調な結果を示した。また、BGA(卸売貿易業連合会)は強いユーロはドイツの輸出業者にとって懸念事項ではないとの声明を出した。また、フランス首相は「フランスの2010年経済成長は政府目標の1.4%を上回る可能性がある」と発言したこともユーロにとってはプラスの材料となった。アイルランドの格下げなどで懸念された入札も影響は見られなかった。最近では悪材料が出てもそれ程大きな影響は見られなくなった事もユーロの底固さを表すものだ。1.2725の上値抵抗線を抜けて50%戻しの1.2755付近で一旦抑えられた。しかし、依然として上昇力は強く、次のターゲットである1.28ドルを目指すとみる。日足のパラボリックのSARが1.2860付近にあるが,これを上抜ければ更に上昇するとみるがまだ難しそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.2800~1.2650

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[豪ドル円] 73円ミドルをキープできるか

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY2010_0827_jikanashi.jpg

アジア時間では堅調な動きを見せていた豪ドル円だが、欧州時間には利食い売りなどで押し戻された。その後NY時間に入り新規失業保険申請件数が予想を下回った事で東京の高値を超える場面も見られた。しかしNYダウが下落に転じ1万ドルを割り込んだことでクロス円が全般的に上値を抑えられた。クロス円のなかでは豪ドル円の買い意欲は依然強いものの、ドル円が84円を再び割り込み安値を更新するようであれば注意が必要だ。時間足では下降トレンドラインが75円ミドル付近で上値を抑えているのが見える。今日の米GDPの結果次第では直近の安値である73円57銭を下回り72円ミドルの今年の安値付近もありそうだ。しかし、このレベルは中長期で見ると絶好の買い場とみる。

豪ドル円予想レンジ:75円30銭~74円00銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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