ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-08

[全般] 金利差縮小が修正

アジア市場午前はNY市場のドル売り相場が継続し、ドルは下値を試す展開であったが、底値が硬く、また週初に日銀が臨時金融政策会合を開くとの報道から、午後からはドル円、ユーロ円はじりじりと値を上げた。NY市場では米第二四半期GDPの改定値が予想の+1.4%より高めの+1.6%と発表されると、ドル円は85.10円、ユーロ円は108.50円へと値を上げた。しかし、22時55分に発表されたミシガン大消費者信頼感指数が悪化した事を受けてNYダウがマイナスに転じ、ドル円は84.40円、ユーロ円は107.15円と急速に値を下げた。その後、23時からの注目のバーナンキ米FRB議長の講演は、景気見通しが悪化すれば追加緩和策実施の用意があるとの指摘があったものの、現時点では一段の緩和策を決断してない、2011年の景気上向きへの条件が整ってきていると述べた事から、NYダウは大幅に値を上げ、長期金利は上昇し、ドル円は85.43、ユーロ円は108.86まで値を上げ、高値圏で引けた。日本経済新聞電子ニュースで日銀が週明けに追加金融緩和策を決める事で最終調整に入ったとの記事もサポート要因となった。週明けの相場は85円台ミドルから上では輸出企業からの売りが見られるものの、ドル円は上値を試す展開で推移すると思われる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 東京午前は買い

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY2010_0830_jikanashi.jpg

先週のドル円での売り材料となった日米金利差の縮小が、27日のバーナンキ米FRB議長の講演から早期の米国金利緩和が遠のいた事と週初の日銀の金融緩和報道から、縮小修正となり、週明けは底堅く推移すると思われる。また、米商品先物取引委員会が27日に発表した、24日時点の円の買い越し金額が5万1000枚程度に留まっている事は海外投資家が円高相場のわりに円買いに慎重な姿勢である事を示しており、さらにNY時間で84.30レベルの底堅さが確認されており、下値でのドル売りは避け85.50からの上でのドル売りを推奨。
あくまで短期的なドル安の修正である。

ドル円予想レンジ:85.90-84.90

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[ユーロ円] 修正局面高値で売り

(ユーロ円日足)


本日のユーロ円も午前中は底堅く推移すると予想される。週末のNYダウの上昇に伴い、週明けの日経平均も上昇し、リスク回避許容度が拡大し、円クロスは全般に上昇すると思われる。しかし、東京市場で値を上げきれないようであれば、ダウンサイドリスクが大きい。7月28日の高値114.70と8月24日の安値107.80の38.2%戻しである110.43が重要なポイントと見られる。

ユーロ円予想レンジ:109.80-108.45

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[南アフリカランド円] 下げのリスクは限定的

(南アフリカランド円日足)


南アフリカランド円は他の資源国通貨と同様に2010年4月以降は下落基調にある。しかしランドはドルに対しては強含みに推移しており、政府はランド高を懸念する声明を出している。南アフリカの最近の経済指標は6月の小売売上高を除き、全般的にあまり良くないものである。2010年のGDPの見込みも前年の4.6%から2.9%と減少となっている。財務相は、中央銀行は次回の政策金利会合では経済の減速を考慮し、政策を決定する必要があると述べている。ランドの金利も下げ圧力がかかっている。また、ストライキもランドにとっては悪材料となっている。ランドにとっての数少ない好材料は金価格が堅調に推移している事である。この様に悪材料が多いにもかかわらずランドは対ドルでは強含みに推移している事から、今後も大きな下落はないと思われる。ドル円で大幅な円高とならない限り、11.00円が割れることはないと思われる。11.20-11.30は買いレベルと思われる。

南アフリカランド円予想レンジ:11.80-11.55

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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