ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 上値の重い展開

アジア市場は日経平均が大幅に値を下げた事、上海株式市場も軟調に推移したことから、リスク回避志向が強まり、ドル円、ユ-ロ円は軟調に推移した。また、月末がらみの日本の輸出企業からのドル売りの玉が持ち込まれた事も下げの要因となった。市場は思っていたより、日銀の金融緩和策の出尽くし感に反応し、ユ-ロ円、ポンド円などは予想以上に値を下げる結果となった。ロンドン市場ではドル円は84.00割れを試すも84.00のビッドが厚く跳ねかえされ、85.60まで値を上げた。しかし、その後は月末ロンドンフィクシング(東京時間24時)で円買いなどが見られ、84.00が割れ、83.84の安値をつけ安値圏で引けた。米消費者信頼感指数は市場予想の51.0より良い53.5であったが、雇用関連の指数が悪かったこともあり、市場はあまりドル買いで反応せず。FOMC議事録は大きなサプライズはなかった。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 戻り売り

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY2010_0901_hiashi.jpg

予想した以上にドルの上値は重かった。昨日の東京市場の高値が84.63、ロンドン市場の高値が84.60に留まり、売りのポイントと見ていた84.70は付かずに終わった。もう少し売りのレベルを下げる必要がありそうだ。安値の当面のターゲットを直近の8月24日に付けた83.58とみているので、売りポジションはその手前で一旦は利食いたいので、84円近辺ではドルを売りたくはない。8月30日の高値85.90と83.58の38.2%戻しである84.46レベルに売りのタ-ゲットを置くのが妥当ではないか。ドルの買いポジションは83.58がしっかりサポ-トされた事が確認できるまでは持ちたくない。

ドル円予想レンジ:84.60-83.50

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[ユーロ円] 買いはヤメ

(ユーロ円時間足)


昨日のアジア市場では上値の重い展開となり、じりじりと値を下げ、午後には安値の106.18を付けた。106.50レベルがサポートされると見ていたので、予想した以上に下げている。ユーロ円の売り圧力は大きいと判断される。その後のロンドン市場では107.75まで値を回復したものの、ロンドンフィクシングで大きな円買いの玉が持ち込まれた事から再び値を下げ106.25を付けた。米10年債利回りが再び2.5%を割り込み、日米金利差が縮小しており、ユ-ロ円でも買いのポジションはとりたくない。また、週末の米雇用統計が悪化しているとの見方が強く、米国経済の減速、リスク回避が強まる、円、スイスが買われる、との相場展開となっている。ロンドンフィクシング以降は107円台を回復しておらず、107円台の回復は難しいのではないか。106.80レベルからのユーロ売り、利食いの買いは106.30レベルとみられる。

ユーロ円予想レンジ:107.10-106.10

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[ユーロ米ドル] 米国景気で動く

(ユーロ米ドル日足)


ユ-ロドルは8月6日に付けた高値1.3332からのダウントレンドに入っている。昨日のユ-ロ圏失業率に、市場が反応しなかったように、相場の要因となっているのは、欧州圏の経済指標よりも、米国景気の先行きである。8月に入って米国景気の一段の落ち込み予想が増え、リスク回避の姿勢が強まり、ユ-ロが売られている。当面上値が重い展開が継続すると思われるが、ギリシャの債権問題が悪化する事がなければ1.2500が割れる事はないであろう。しかし、短期トレ-ドでは丹念に戻り売りから入っていきたい。本日の売りレベルは1.2700、利食いの買いは1.2640レベルとみている。

ユ-ロドル予想レンジ:1.2720-1.2620

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