ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 短期的なポジション調整後の動きは

全般的にNY株式市場へのプラス材料が先週末は多く見られた。アジア時間に発表された8月中国貿易黒字は大きく縮小。その背景には前年比プラス35.2%と大きく輸入が拡大したことがある。この材料はNY市場で再度好感された。また、昨年後半に起こったドバイショックの原因となったドバイワールドも約249億ドルの債務再編で殆どの債権者と正式合意に至った。ギリシャの失業率は予想11.9%を下回る11.6%と発表されるなど欧州の財政再建にとって明るいニュースだ。NYダウはこの日プラス47ドルと堅調な動きを示したことでクロス円も全般に底堅い動きとなった。ドル円も振興銀行のペイオフの話が少しずつ浸透すると円売りの動きが強まった。また、今週の民主党代表選を控え小澤氏当選時には積極的な介入の可能性もあるというイベントリスクからドル円の買い戻しが強まった。一先ず週末の短期的なポジション調整が全般的に入ったが、中期的な動きは依然とし円高への動きは変わらないとみる。欧州問題は中長期で見ていくことからユーロの上値も限定されそうだ。今週は先週の動きに沿って動くと予想するがあくまで短期的な調整とみる


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 民主党代表選を控え

(米ドル円日足)



日本振興銀行が初めてペイオフが適応された事で、じりじりと円売りの動きが強まった。また、明日の党首選で小澤氏が決まれば積極的な介入や国債の増発などの政策を打ち出すとのことから円買いの動きに歯止めが掛った。83円ミドルを何度か試したものの抜けきれず、ここからドル売りで攻めても短期的にはそれ程利益が見込めない事から買い戻しが強まったとみる。明日の党首選まではもう一段の買い戻しや一時的に買いのポジションも出来やすいとみる。クロス円も中国の輸入が大きく拡大していることから豪ドルなど資源国通貨も堅調な地合いとなり易く、円キャリーの動きも見られそうだ。

ドル円予想レンジ:84円85銭(ボリンジャーの中心線)~83円90銭


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[ユーロ米ドル] ドバイワールドの債務決着から欧州リスク一部後退

(ユーロ米ドル日足)

EURUSD2010_0913_hiashi.jpg


ドバイ首長国連邦と政府の持ち株会社ドバイワールドは銀行などの債務者99%と合意したと発表。昨年11月に湧き起こったドバイショックがここにきてやっと解決した。ギリシャショックを引き起こす切っ掛けともなったが、これで一部欧州のリスクが軽減されたことになる。また、欧州時間に入りギリシャの6月失業率が11.6%と予想の11.9%を下回る数字が発表された事でユーロは堅調な地合いとなった。その後NY市場に週末のポジション調整とみられる売りが再び強まり、この日は結局行って来い。日足の一目の雲の中に完全に入り方向感を失っているため、今日もまだ1.26ミドルから1.27ミドルのレンジとみるが、雲の下限の1.26ドルを下に抜けると下落の勢いが強まるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ: 1.2750~1.2600


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[カナダドル円] 利上げ観測は当面後退

(カナダドル円日足)

CADJPY2010_0913_hiashi.jpg


中国の輸入が大きく伸びた事や、先日の利上げの効果もありカナダは堅調な地合いが見られた。ただ、カーニーカナダ中銀総裁はこの後の政策は世界景気の不透明性が要因となるなど、今後の利上げには慎重な意見を示した。
昨日はドル円の買い戻しも手伝いカナダ円は堅調な地合いが続き81円70銭まで上昇。しかし、このレベルは日足の下降トレンドがちょうど上値を抑えており跳ね返された。ここはボリンジャーバンドの上限とも重なることからテクニカル的にみるとかなり重いとみてよい。今日はリンジャーバンドの中心線のある80円30銭付近を目指してくるとみるが、中心線の方向が少し上向きに傾き始めているのが見える。そろそろ底値感が出てくる可能性もありそうだ。

カナダドル円予想レンジ:81円30銭~80円30銭


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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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