ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 民主党代表選の結果は

週明けのアジア市場ではユーロを中心にクロス円などの買いが先行して始まった。前日にバーゼルⅢの新たな自己資本規制が合意されたが、ほぼ予想の範囲内となった事で欧州の銀行の追加資本への懸念が後退した事が要因とみられた。また。中国の鉱工業生産や小売売上高が予想を上回る強い数字となり、リスク回避の動きが後退。しかし、欧州市場からNY市場にかけてユーロ上昇がドル売りを加速。中でもドル円に対して仕掛けもみられ、再び83円ミドルの今年最安値付近まで下落。本日の東京午後に民主党の代表が選出される。小澤氏が当選すれば円安に動きやすいという思惑があるが、管首相が再選されたとしても介入を行う可能性は強い事もあり、どちらが選出されてもそれ程変わらないだろう。寧ろ、実際の介入が入らない限りドル円の売りは止まりそうもない。ただ、NYダウは堅調な地合いを示していることから、長期金利の利回り上昇が強まれば介入とは関係なくドル円の買い戻しも入るとみる。


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[米ドル円] 今日の午後に民主党代表選出

(米ドル円日足)



週明けの東京市場では中国の経済指標の予想以上の強い数字などが発表され、リスク回避の動きが後退しドル円も堅調な動きから始まった。しかし、バーゼルⅢの新たな自己資本規制が合意された、それがほぼ予想の範囲内となった事で欧州の銀行の追加資本への懸念が後退。これによりユーロが対ドルで上昇するとドルは全般的に上値の重い展開となり、ドル円もじりじりと下落。NY市場に入るとドル円の売りが加速。一時今年最安値に迫る83円50銭を付けた。今日の民主党の党首選ではどちらも円高への対応として介入の可能性を示しているものの、その実効性には懐疑的なこともあり市場は先回りして売りを進めた模様。東京市場では選挙を前に静かな動きとなりそうだが、発表後はどちらにしても最安値を見に行く動きになるとみる。ただ、一旦安値を更新したとしても直ぐに買い戻しの入る神経質な展開が予想される。リスクが高い程リターンは期待できそうにない。

ドル円予想レンジ:84円75銭(ボリンジャー中心線)~83円00銭


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[ユーロ円] バーゼルⅢの新たな規制は予想範囲

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

EURJPY2010_0914_jikanashi2.jpg


12日に発表されたバーゼルⅢの内容は新銀行の全面適用までの期間が8年と予想以上に長期間の猶予が与えられたことから欧州の銀行の追加資本への懸念が後退。ユーロは対ドルでも対円でも買いが強まり朝方から上昇して始まった。欧州時間に入ると、欧州委員会が経済見通しで2010年のユーロ圏GDPを0.9%から1.7%に上方修正。更に、イタリアの5年と30年の入札が55億ユーロ全て調達したこともユーロの買いを強めた。一方でドル円の下落が強まりNY時間では上値の重い展開も見られたが、総じて底固い動きに終始。108円90銭付近にパラボリックの転換ポイントがあるが、ドル円の上値が重いだけに届くのは難しいだろう。時間足のフィボナッチの76.4%戻しにあたる108円60銭付近は射程内に入る。

ユーロ円予想レンジ: 108円60銭~107円20銭


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[南アフリカランド円] 利下げ打ち止め感

(南アランド円日足)

ZARJPY2010_0914_hiashi2.jpg


先週SARBは政策金利を0.5%引き下げ6.0%とした。その後の声明では当面利下げの可能性を否定。11月の最後の会合では据え置きの可能性が高まる。利下げ後の現在の6%という金利は投資家にとっては依然魅力的な水準である事は間違いない。NY市場が昨日は1万500ドル台で終わり、中国の景気の勢いを背景に今後も底堅い動きが継続されるとすれば、資源国である南アランドは買い場となりそうだ。日足の一目の雲がもう暫く薄い状態が続き、その先もそれ程雲の厚さはみられない。当面11円ミドル~12円を挟んだもみ合いが予想されるが、その中でも11円50銭付近では買いが強まりそうだ。じっくりと安値を仕込んでスワップを稼いでいくのも面白そうだ。

南アランド円予想レンジ:11円75銭~11円62銭


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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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