ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 菅氏再選、FOMCへの思惑

東京市場の注目はやはり民主党の党首選という事になった。東京時間の午後3時半過ぎに菅氏が再選された事を発表。瞬間的に介入への期待が弱まるとの思惑からドル円は83円直前まで下落。投機中心の動きだけに直ぐに買い戻しが入ったもののドル円はその後も上値の重い展開が続いた。NY時間に入ると米小売り売上が予想の0.3を上回る0.4と発表されドル買いに反応。しかし、前回の0.4が0.3に下方修正されたことでドルの上昇は限られた。その後ロンドンのフィクシングにかけてドルは全面安の展開となった。来週のFOMCで資産買い取り再開を決定するとの予想が広がった事が原因とみられる。これにより米長期金利が下落し、ドル円は一時82円台に突入した。豪ドルやポンドなど主要通貨全てがドルに対して上昇。NYダウは日中堅調な地合いが見られたが引けにかけて下落。結局マイナス17ドルと小幅安となったが1万500ドルはキープするなど依然として株価は底堅い。米国景気の2番底への懸念はかなり遠のいたとみられるが、市場はドル売りに反応しやすい。今日のNY時間に発表される米鉱工業生産などの数字如何では更にドル安の動きに反応しやすいとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 菅新政権誕生で円高対応強化か

(米ドル円日足)



東京の午後に発表された民主党党首は菅氏が選出された。この発表でドル円は一時83円前半まで下落した。小澤氏が介入に積極的な姿勢を見せただけにそれに対して菅氏がこれまでの為替対策に大きな変化がないと見られた事が原因とみられる。しかし、今後の菅新政権は円高が目先最優先で行われる可能性が高く、今後は介入への警戒感が高まるとみる。しかし、いずれにしてもこのごたごたの狭間で市場はどこまで円高が進むか試しにきている。NY時間にはドル円は82円91銭まで下落。これは先週発表されたベージュブックの結果が景気減速をしめすものであったことから、来週のFOMCで追加緩和策が決定されるとの予想が広がったことが要因だ。米国経済のネガティブ材料が出るたびにドル円は売りに反応しそうだ。

ドル円予想レンジ:83円70銭~82円80銭


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[ユーロ米ドル] 雲の上限まで上昇

(ユーロ米ドル日足)



ドイツやユーロ圏の9月ZEWが欧州時間に発表されたが、予想を双方ともに下回りユーロは下落。ドイツZEWは09年2月以来、ユーロ圏は09年3月以来の落ち込みとなった。しかし、NY時間に入ると21日発表予定のFOMCで追加緩和策が決定されるだろうとの思惑からドルが全面安の展開。ユーロドルも1.28ミドルから一気に1.3ドル台の大台に乗せた。一目の雲の上限が1.3030にあり、この日の高値が同レベルで跳ね返されている。結局NY引け値では1.3ドルをキープできずに終わった事で、今日は上値の重い展開となりそうだ。当面この1.3ドルの雲の上限を天井に雲の中でのもみ合いが続くとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3030~ 1.2910(基準線)


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[ポンド米ドル] 基準線に抑えられ

(ポンド米ドル日足)



欧州時間に発表された英国8月消費者物価指数は前年比プラス3.1%と前回から横ばい。ただ、予想された3.0%を上回ったことで6カ月連続インフレターゲットの2%を上回る結果となったため金融政策への展開が期待される。ウイールBOE委員はインフレ期待が抑制されておらず、CPIがターゲットを執拗に上回る要素がいくつかみられると語った。これにより欧州時間は底堅い動きが続き、その後FOMCで追加緩和策が決定されるだろうとの期待が高まった事でドルが売られるとポンドも上昇。目先のレジスタンスと見られた1.5530を上抜け1.5584まで上昇したが、この上の1.6ドルには一目の基準線が上値を抑えている。また、雲の上限が1.5620にも位置しているだけにここから上値を狙うのはかなり難しい。もし、1.5620を抜ける勢いがあれば、次のターゲットは1.57ドル付近とみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5600~1.5470


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