ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] ドル円買い介入実施

菅氏が民主党代表に再選されたことで介入への期待感が若干後退したところを日銀は2004年以来の介入を実施。海外でもその介入は継続され83円割れにいたドル円は約3円近い85円75銭まで上昇。欧米からも介入について批判的な意見が聞かれなかったことで、単独介入であってもその効果は大きかった。更に、規模的にも過去最高の2兆円という金額で市場の円売りを行った事でその真剣さが市場にも伝わった。クロス円での介入はなかったものの、結果的に対円で殆どのクロス円の上限と思われたレベルが上抜けした。
これによりテクニカル的な分析はいびつなものになり今後の動きは荒っぽいものになる可能性もあり要注意だ。介入はいずれ終わり調整的な動きが出る事は間違いないが、当面ドル円の底は切り上がったままになるだろう。その間はクロス円なども底は確実に上がったままの上下の動きの中で推移するものとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。




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[米ドル円] 日銀が2兆円の大量ドル介入、海外でも

(米ドル円日足1)


(米ドル円日足2)

USDJPY2010_0916_hiashi(2).jpg

(米ドル円日足3)

USDJPY2010_0916_hiashi(3).jpg


民主党党首選のごたごたで隙が出来たところを狙って前日ドル円は82円台まで下落した。菅氏が当選すれば介入もそれ程怖くないという意識も働いたのだろう。菅氏がまず日本を変えるという約束は介入で始まった。当然政治生命をかけたもので市場はその真剣さを甘く見たようだ。これまでの介入とは違う真剣さが見られるのはそのためだろう。当面はこれでドル円を安易に売るところはなくなったとみて良い。売りが強まる場面で下げたところは今後も介入を行うはずだ。
昨日の高値はフィボナッチの23.6%である85円75銭であり、パラボリックも上昇トレンドへ転換。ボリンジャーバンドも中心移動平均線を抜いてきた。一目の基準線と転換線も抜けるなどあらゆるテクニカルポイントを壊したことで、ショートは完全に切らされたとみて良い。今後も値ごろ感で売りが出ても、一時的な下落があっても、直ぐに戻される展開となるだろう。こんな時は短期ディールに徹してさや取りを行う方が効率はよさそうだ。

米ドル円予想レンジ:86円60銭(雲の下限)~85円40銭


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[ユーロ円] 雲の中に突入

(ユーロ円日足)



ドル円の介入でまさかと思われた雲の下限を超えて雲の中に突入した。理屈も何もなく日銀の介入でこれまでのテクニカル分析を一気に転換させたことになる。今後もユーロの動きよりもドル円の動きがユーロ円を動かす事になるだろう。ECBからは一切介入に関してのコメントは見られないことから、前もって根回しはされたようだ。だからこそ日銀は委託介入が出来たのだろう。

ユーロ円予想レンジ:112円50銭~110円70銭


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[ポンド円] 今後もドル円を中心の相場展開

(ポンド円日足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD2010_0916_hiashi.jpg


日本時間の午前10時半ちょうどにドル円の介入が行われた。介入の直後はドルが全面高となりポンドも対ドルでは1.55ミドルから1.54ミドルまで下落した。しかし、その後はドル円の上昇力が余りに強く、ポンド円のショートを巻き込み始めるとこの日だけで5円余りの上昇となった。1日でこれだけの上昇するというのは介入以外では殆どみられないことだ。134円に控えた一目の雲の下限まで一気に上昇し、ポンドドルも雲の上限である1.5620を突き破った。ポンドドルの1.5620が天井となるか底となるのか。同時にポンド円の134円というのが天井になるのか底になるのかはこの時点ではドル円次第ということから何とも言えない。しかし、ショートのほとんどが切らされてきた事を見ると、流石に当面は売りは仕掛けにくくなった。雲の上限に沿った動きが続きそうだ。

ポンド円予想レンジ:135円~133円


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商号 : ヒロセ通商株式会社
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