ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 人民元への圧力

ドル円の介入が功を奏しドル円は85円台前半を維持しながらじりじりと86円付近まで上昇した。欧州からはユンカーユーログループ議長が「日本の単独での介入には不満。介入のアイデアも実際に行った事実も好ましくない」などと発言。日本の介入に対して批判的な発言が見られた。この発言は中国人民元の上昇が依然として過小評価しているという考えから、日本の介入により中国の自国通貨を引き下げる介入を正当化させてしまう事を恐れたものとみられる。また、ガイトナー財務相も中国に対して人民元の上昇を加速させる事を求めるなど矛先は中国人民元へと強まっている。同時に、ドット米上院議員の日本と中国に対する発言など円高阻止の介入にも非難的な声が少しずつ増える中、今後のドル円への介入もそろそろ限界に近付いてきた事を示すものかもしれない。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 市場は日銀の介入が持続されるか注目

(米ドル円日足)



前日の大量介入により市場はドルショートに陥ったようだ。東京時間では実需や利食いのドル売りやクロス円の売りが散見され、ドル円は一時押し戻される場面も見られた。しかし、昨日の介入が効いたのか結局85円23銭までと押し下げの力は弱く、再び欧州NY市場ではじりじりとドル買いが進んでいる。依然として介入が断続的に行われているという報告もあり、86円台に当局は押し上げようとして言うように見える。実需などの売りを助けるという事では83円から3円近い上昇になったことから、効果はそれなりにあったと言える。
問題はこの上昇が終わったと見極めた時の市場の売りがどこまで強まるか。そして、その売りに対する介入の規模や当局の姿勢がどこまで強いかを市場は再び試す事になるとみる。

米ドル円予想レンジ:86円30銭(ボリンジャーの上限)~85円40銭


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[ユーロ円] 雲の中に突入

(ユーロ円日足1)


(ユーロ円日足2)

EURJPY2010_0917_hiashi(2).jpg


東京時間ではクロス円全般に利食いの売りが先行。ユーロ売りも実需なども含め散見される中上値の重い展開に終始。特にユーロの材料は見られなかったが、欧州時間に入るとユーロドルが再び1.3ドル台に上昇。また、ドル円の下げも85円前半で支えられた事もありユーロ円は再び買いが強まり112円38銭まで上昇した。フィボナッチの76.4%戻しである112円55銭が上値を抑えており、ここからの上昇はドル円が再び86円台に上昇する勢いが必要だろう。ただ、雲の上限を上抜けした事で当面底堅い動きは継続とみる。

ユーロ円予想レンジ:112円55銭~111円75銭


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[NZドル円] RBNZ、金利据え置き

(NZドル円時間足)



RBNZは政策金利を3%に据え置く事を発表。ほぼ市場の予想通りという事でNZドルは軟調な動きが見られた。発表後ボラード総裁は「NZの金利上昇はより緩やかになる可能性が高い。NZドルの強さは経済のファンダメンタルズに基づいていない」との認識を示したことも売りを誘った。声明文では、9月4日にクライストチャーチで発生した地震は第3四半期GDPを0.3%下押しするだろうと指摘され、インフレ見通しを下方修正したこともNZドルの上値を重くしている。ドル円の介入でクロス円は全般的に上昇した事で、東京時間では塩漬けとなったロングの売りが62円台では見られた。しかし、それも一巡すると新たな買いも出始めている。61円70銭付近はフィボナッチの50%戻しでもあり、今日は買い先行で臨む。

NZドル円予想レンジ:62円50銭~61円80銭


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