ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 祝日で動意の薄い一日

週明けの東京市場は敬老の日ということで休場。日本の銀行が休みということから介入が入りにくいのでドル売りを仕掛けるという観測も一部で聞かれたが市場は殆ど動きが見られなかった。それに対して週明けからユーロやポンドは買いが先行し、日中も堅調な地合いが続いた。しかし、欧州市場に入るとユーロに纏まった買いが入る一方で、ポンドは軟調な動きが始まった。東京時間に発表された英国の9月ライトムーブが3カ月連続して低下した事も、東京では全く反応を見せなかった。しかし欧州時間に入り反応を示すと売りが強まり、対ユーロでも売りが見られ下落はNY市場でも継続した。ユーロは欧州時間にはドイツ連銀が経済への楽観的な見方を示した事もありユーロ買いが見られた。
NY時間に入るとアイルランドとポルトガルの国債利回りがドイツ債に対してユーロ導入以来最大になった事で、ユーロは大きく下落した。しかし、その後は買い戻しも入りほぼ往って来い。市場の流動性が低いとみられ、動きが一方的になり易い地合いが続いた。今日は休み明けの東京市場では介入の動向を見ながら神経質な動きになりそうだ。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 介入効果が継続か

(米ドル円日足)



東京市場は敬老の日ということから全ての市場が休場。先週の大量介入により市場は手の出しにくい状況が続いた。一部では邦銀が休みという事から日銀が介入をしにくい事から、ドル売りを仕掛けるのではという観測もあった。しかし、結果は殆ど動意の乏しいものとなり、この動きはNY市場でも継続された。結局一日の値幅は30銭も見られない静かな動きとなった。85円台で介入が入っているのかどうかはわからないが、ドルを売り込む時には介入が阻止するという事が今のところ可能性が高いことから売り仕掛けするのは難しい状況だ。だからと言って85円ミドル付近を買っても86円台には実需を含めた売りが並んでいるという情報もあり買うに買えない。今日は様子を見ながら、86円台に上がったところは売り、85円前半は買いのスタイルで良さそうだ。

米ドル円予想レンジ:85円90銭~85円20銭


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[ユーロ米ドル] アイルランドの支援

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD2010_0921_hiashi.jpg


週明けの東京市場が休みの中でユーロは堅調な地合いで始まった。特にこれといった材料はないものの、先週末のNY市場で大きく下落した反動とも見られた。欧州勢が入るとユーロポンドの買いなどもみられ、ユーロ買いが更に強まって始まった。しかし、先週発表されたアイルランドの支援の話が蒸し返されてユーロは急落。ポルトガルやアイルランドの国債利回りがドイツに対してユーロ誕生以来最大となった事も売りを加速。その後は再び買い戻しの動きが強まるなど、方向感の見られない一日となった。日足では依然として雲の上限に沿って底堅い動きが継続するとみられる。同時に、時間足のボリンジャーバンドでは中心の移動平均線にぴたりと張り付いていることから今日は1.3ドル付近を底にもみ合いの動きが続きそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3100~1.3020


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[豪ドル円] 利上げ期待強まる

(豪ドル円日足1)


(豪ドル円日足2)

AUDJPY2010_0921_hiashi(2).jpg


RBAのスティーブンス総裁がアジア時間に「国内経済の見通しは強く、金融政策により対処する必要がある。豪州経済の力強い上振れに対して利上げの必要もある。」と述べた事で、一時後退した金利引き上げへの期待が再び高まり始めた。同時に、RBAウオッチャーも利上げの可能性を示した事も豪ドルの買いを促進。豪ドルは唯一この日しっかりと方向感を持って上昇した通貨となった。ただ、前日の高値である81円25銭を一旦は上回ったものの引けでは下回った事から天井感が出始めた可能性もある。フィボナッチの61.8%にあたる81円80銭付近に届くか今日は注目。それにはドル円が86円に乗せる事が必要だ。

豪ドル予想レンジ:81円80銭~80円80銭


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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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