ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] ドル全面安の展開

前日と打って変わってドルは全面安の展開となり、昨日下落したNYダウは大きく上昇し今年高値を更新した。
アジア時間にドル円は日銀の介入観測で1円近く上昇した。しかし、当局者は介入に関しては今回ノーコメントを貫き通したことで介入かどうかの疑問が残った。欧州市場に入り独Ifo景気動向が予想を上回る数字が発表されたことでユーロは大きく反発。前日発表されたPMIが落ち込んだだけに、Ifoも悪化すると思われていただけに大きく反応した。また、ユーロスイスではスイス売りの噂が流れた事もユーロ買いに拍車をかけた。NY時間に発表された米耐久財受注は前月比で1.3%減少したが予想を上回った事でNYダウは上昇。リスク選好の動きが強まり資源国通貨などを中心にクロス円でも堅調な動きがみられた。
その後、ラッカーリッチモンド総裁がインフレ率が当面の間1%‐1.5%で推移する可能性を指摘した事で前回のFOMCの追加緩和の可能性を改めて強めた。また、注目されたバーナンキ議長発言ではこれといった金融緩和への言及も見られず反応は薄かった。ユーロやポンドに対してドル安が更に進む展開となり、ドル円の介入警戒感との綱引きが今日は焦点となりそうだ。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] ドル安と介入警戒感

(米ドル円日足)



昼過ぎにドル円は一気に84円ミドルから85円40銭に上昇。大手邦銀が纏まった買いを出した事から日銀の介入との観測が広がった。しかし、前回介入をアピールした当局者は今回ではノーコメントを繰り返した事で介入かどうかへの疑問も残る。結局、ユーロなどの上昇によりドル全面安の展開となりドル円も介入観測前のレベルを下回る84円12銭まで下落した。今週は中間期決算となる月末にかけて輸出サイドからの売りも強まるとの見方もある。ドルが全面安の動きが強まれば介入警戒感があるものの下値を試す展開とみるが、パラボリックのSARが83円ミドル付近にあり、このレベルは死守されるだろう。

米ドル円予想レンジ:84円60銭~83円80銭


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[ユーロ米ドル] Ifoの結果ユーロは反発

(ユーロ米ドル日足)

EURUSD2010_0927_hiashi(new).jpg

(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD2010_0927_jikan.jpg


前日発表されたユーロ圏PMIの数字が大きく悪化した事からIfoも弱まると見ていたものの、結果は106.8と予想の106.4を上回った。これによりユーロは前日の弱気な動きを一掃し上昇に転じた。また、ユーロスイスでもスイスの中銀による買い介入の噂も流れた事もユーロの買い安心感を与えた。
結局1.33ドルの大台をキープした事や、前々日の高値1.3439を上回ったことで買いの勢いは強いとみる。8月6日に付けた高値1.3330ドルを下回った事で市場は一時弱気に転じたが、再び強気の姿勢に転じた。次の高値目標はギリシャ問題で下落する前の高値1.37ドル付近とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3665(4月15日高値)~1.3400


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[ポンド米ドル] 利上げ期待再び浮上

(ポンド米ドル日足)



ドルが全面的に売りが強まる中で、センタンスBOE政策委員は「徐々に金利を引き上げる事は信頼感の阻害には繋がらない。BOEはかなり近いうちに段階的な利上げをすべき」と発言しポンド堅調な動きとなった。それまでは寧ろ追加金融緩和の可能性もあっただけにポンドは上昇。日足の一目の雲の上限を挟んで攻防が続いていたが、これでやっと雲から脱したとみて良いだろう。ただ、雲は横這いの動きを示しており、金融政策もまだまだ不透明な動きということもあり、ここから大きく買いが出る状況でもなさそうだ。1.57前半を上抜けした事で、このレベルは今度はレジスタンスに変ったとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5900~1.5730

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