[全般] ドル全面安の展開
アジア時間にドル円は日銀の介入観測で1円近く上昇した。しかし、当局者は介入に関しては今回ノーコメントを貫き通したことで介入かどうかの疑問が残った。欧州市場に入り独Ifo景気動向が予想を上回る数字が発表されたことでユーロは大きく反発。前日発表されたPMIが落ち込んだだけに、Ifoも悪化すると思われていただけに大きく反応した。また、ユーロスイスではスイス売りの噂が流れた事もユーロ買いに拍車をかけた。NY時間に発表された米耐久財受注は前月比で1.3%減少したが予想を上回った事でNYダウは上昇。リスク選好の動きが強まり資源国通貨などを中心にクロス円でも堅調な動きがみられた。
その後、ラッカーリッチモンド総裁がインフレ率が当面の間1%‐1.5%で推移する可能性を指摘した事で前回のFOMCの追加緩和の可能性を改めて強めた。また、注目されたバーナンキ議長発言ではこれといった金融緩和への言及も見られず反応は薄かった。ユーロやポンドに対してドル安が更に進む展開となり、ドル円の介入警戒感との綱引きが今日は焦点となりそうだ。
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[米ドル円] ドル安と介入警戒感

昼過ぎにドル円は一気に84円ミドルから85円40銭に上昇。大手邦銀が纏まった買いを出した事から日銀の介入との観測が広がった。しかし、前回介入をアピールした当局者は今回ではノーコメントを繰り返した事で介入かどうかへの疑問も残る。結局、ユーロなどの上昇によりドル全面安の展開となりドル円も介入観測前のレベルを下回る84円12銭まで下落した。今週は中間期決算となる月末にかけて輸出サイドからの売りも強まるとの見方もある。ドルが全面安の動きが強まれば介入警戒感があるものの下値を試す展開とみるが、パラボリックのSARが83円ミドル付近にあり、このレベルは死守されるだろう。
米ドル円予想レンジ:84円60銭~83円80銭
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[ユーロ米ドル] Ifoの結果ユーロは反発
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前日発表されたユーロ圏PMIの数字が大きく悪化した事からIfoも弱まると見ていたものの、結果は106.8と予想の106.4を上回った。これによりユーロは前日の弱気な動きを一掃し上昇に転じた。また、ユーロスイスでもスイスの中銀による買い介入の噂も流れた事もユーロの買い安心感を与えた。
結局1.33ドルの大台をキープした事や、前々日の高値1.3439を上回ったことで買いの勢いは強いとみる。8月6日に付けた高値1.3330ドルを下回った事で市場は一時弱気に転じたが、再び強気の姿勢に転じた。次の高値目標はギリシャ問題で下落する前の高値1.37ドル付近とみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3665(4月15日高値)~1.3400
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[ポンド米ドル] 利上げ期待再び浮上

ドルが全面的に売りが強まる中で、センタンスBOE政策委員は「徐々に金利を引き上げる事は信頼感の阻害には繋がらない。BOEはかなり近いうちに段階的な利上げをすべき」と発言しポンド堅調な動きとなった。それまでは寧ろ追加金融緩和の可能性もあっただけにポンドは上昇。日足の一目の雲の上限を挟んで攻防が続いていたが、これでやっと雲から脱したとみて良いだろう。ただ、雲は横這いの動きを示しており、金融政策もまだまだ不透明な動きということもあり、ここから大きく買いが出る状況でもなさそうだ。1.57前半を上抜けした事で、このレベルは今度はレジスタンスに変ったとみる。
ポンド米ドル予想レンジ:1.5900~1.5730
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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