ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 動意乏しく調整の動き中心

週明けの東京市場は先週末にユーロやポンドが対ドルなどでほぼ高値圏で引けた事を受け底堅い動きで始まった。しかし、一方で高値警戒感も強く慎重な動きの中調整的な売りも散見。欧州市場に入りユーロ中心に再び買いが強まる場面もみられたがNY市場にかけては軟調な動きに転じた。格付け機関のムーディーズがアングロアイリッシュ銀行の格付けを引き下げた事やトリシェECB総裁がユーロ経済に対して依然慎重な見方を示したことが売りを誘った。
NY時間にダラス連銀製造業活動が予想の-7.0を下回る-17.7と発表された事でNYダウが軟調な地合いで始まった。しかし、連日の上昇から来る調整的な動きとの意見も多くリスク回避の動きは見られずクロス円も全般的に底堅い基調は変わらなかった。NYの引けにかけて、日銀が追加緩和の協議を来週の金融政策において行う事が一部の新聞報道が伝わった。これによりドル円は介入後の最安値を付けて軟調な地合いとなっていたドル円は一転して買いが強まった。今日は円を中心にクロス円が底堅く推移するとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 日銀の追加金融緩和協議

(米ドル円時間足)



ドル円は先週の金曜日に介入と思しき買いが入り84円前半から1円余り上昇したが、結局行って来いから更に売りが強まった。週明けの東京市場でも上値の重い展開で始まり欧米市場でも84円前半でのもみ合いに終始。NY時間には介入後最安値の84円12銭まで下落。介入警戒感があるものの、じりじりと下値を試す展開となった。しかし、NY時間の引けにかけて日銀が来週行われる金融政策決定会合に於いて追加緩和を協議するとの報道が伝わると短期のショートカバーが入り84円30銭付近のレジスタンスを上抜けてNY市場を引けた。追加緩和策がどこまで効果があるかは疑問が残るものの、介入警戒感もある事から84円のサポートは固いとみてよさそうだ。ドル円は狭いレンジに依然として閉じ込められる中、瞬間的な上昇を狙うドル買いが84円20銭付近から下に入りそうだ。また、今週は外貨建投信の設定も多くあるとの見方からクロス円を中心として買いがドル円の底を支えるとみる。

米ドル円予想レンジ:84円60銭~84円10銭


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[ユーロ米ドル] 高値警戒感からの利食い売り

(ユーロ米ドル日足)



格付け会社ムーディーズがアングロアイリッシュ銀行の格付けをA3からBAA3に格下げした事や、トリシェ総裁が「見通しは依然不透明」としてユーロ経済に対して慎重な動きを示した。これにより、先週まで続いた買いも一服すると利食い確定の売りが目立った。しかし、その下げも調整としての売りとの見方が強いことから安値では買いを再び仕込む動きが見られた。NY時間に一時1.35ドルを抜き1.3504ドルをつけたが直ぐに押し戻されるなど1.35ドルには強いレジスタンがみられる。このレベルを抜けるのは時間の問題とみてよいだろう。次の高値目標は4月15日に付けた1.3665ドル付近とみている。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3665(4月15日高値)~1.3400


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[カナダドル円] 雲下限が上値を抑え

(カナダ円日足)



フラハティカナダ財務相はこの日「依然としてカナダ国民が職に付けていない」「カナダは景気回復を守るためには必要な行動を取っていく」とし、金融緩和期待が強まった。しかし、NY時間には「一部大手の米系金融機関が1.0のドルとのパリティー割れを予想。更に、最終的に2007年の安値0.9ドルまで下落が続くと」としてカナダ買いを推奨した事で上昇する場面も見られた。しかし、米ドルが全面的にショートカバーの動きが出始めると、寧ろカナダ売りが強まった。また、原油価格などの一次産品が最近低迷している事で資源国通貨としての通貨であるカナダは売られやすく81円80銭とこの日の安値を付けて引けた。一目の雲の下限が上値を抑え込んでいる事から、当面上値の重い展開が続くとみる。

カナダドル円予想レンジ:82円20銭~82円50銭


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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