ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-09

[全般] 米国経済指標の悪化を受けドル安

米国経済指標の悪化を示したことでドルはほぼ全面安の展開となった。NY時間に発表された9月のリッチモンド連銀製造業指数はマイナス2と市場予想の5を大きく下回った。構成項目の中の雇用指数もマイナス3となりこちらも前回の12から大きく落ち込んだ。これにより、来週の米雇用統計の数字が悪化するとの観測が拡大。また、同時に発表された9月の消費者信頼感指数も予想の52.1に対し48.5と大きく落ち込んだ。これらの指標発表により次回のFOMCでの追加緩和の可能性が一層高まったことで米国金利は長短ともに下落。
今日行われた5年債の3兆円規模の入札利回りが1976年以来過去最低を記録。これを受けドル円は84円を割り込み介入以来の安値を更新。NY株価は指標発表を受けて一時下落したものの、金利低下期待から上昇に転じた。ユーロもアイルランドの格下げ問題も浮上したがドル金利低下の勢いがそれを上回り対ドルで上昇。米国長期金利は再び2.5%台を割り込んできており少し反応し過ぎのようにも見えるが、もう一段のドル売りは今日も継続とみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 83円台介入未だなし

(米ドル円時間足)



NY時間に発表された9月のリッチモンド連銀製造業指数はマイナス2と市場予想の5を大きく下回った。そのなかでも構成項目の雇用指数がマイナス3となりこちらも前回の12から大きく落ち込んだ。更に9月の消費者信頼感指数も予想の52.1に対し48.5と大きく落ち込んだことでドル全面安の展開となった。ドル円は84円台割れには介入が入る可能性が高いとみていたが今のところその気配はない。ここでもし介入が入らないとなれば83円台割れも視野に入り、前回の介入が一体何だったのかということになる。これは日本政府の今後の力が試されるものだ。もし、ここで入ったとしてどこまで上昇するかだが、前回介入と見られた上昇の時の高値85円40銭付近が一つの目安とみる。下値サポートはフィボナッチの76.4%戻しの83円60銭とみる。

米ドル円予想レンジ:85円40銭~83円60銭


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[ユーロ米ドル] ドル安が下押し

(ユーロ米ドル日足)



欧州時間にはS&Pがアイルランドのアングロアイリッシュ銀行の資本再生コストは350億ユーロ超と巨額になる可能性があるとし一段の格下げがあると発表。これによりユーロドルは1.34ドルを割り込み1.3380ドルまで下落した。しかし、シュタルクECB専務理事のタカ派的な発言を機に押し目買いが強まり反発。NY市場では米国景気指標の悪化から長期金利の低下に伴い更にユーロは対ドルで買いが強まった。目先の強いレジスタンスとみられていた1.35ドル前半をすんなりとクリアしたことでもう一段の上昇が期待される。ただ、NYの午後に入り1.36ドルの大台を目の前に高値付近でもみ合いが続きすぎていることから一旦の調整売りもありそうだ。1.34ミドル付近まで下げたところは拾いたい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3665(4月15日高値)~1.3440


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[ポンド米ドル] 攻防戦の後は底固め

(ポンド米ドル日足)



ロンドン時間に発表された英第2四半期GDP確報値は予想通りとなったが、ユーロの上昇に伴いポンドは上昇に転じた。しかし、NY時間に入ると英中銀のボーゼン氏が「一段の金融緩和を実施すべき」との発言が出て一気に1.57前半まで大きく下落。同時にユーロポンドの纏まった買いなども見られたことでユーロは上昇した。結局売られ過ぎからの買い戻しも入り始値とほぼ同レベルの1.58付近まで戻さてからはもみ合いが続いている。かなり目先のポジションが上下に振らされたことで軽くなってきたと見る。日足の一目の雲の上限付近まで戻ってから上昇するのか、このまま底固めに入るかというところだ。十字引けが二日続いたことでやや上値の重さは気になるものの昨日の安値近辺の1.57ドル前半は目先の底値になったと見る。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5900~1.5720


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