[全般] 気迷い相場
米国の追加緩和規模が予想より少ないとの観測からドルは買い戻しの動きを強めたが、昨日は再び振り出しに戻ったように長期金利が下落しドルも売られた。一部のメディアによると「FRBがかなり大規模な資産買い取りを行う」と報じた事が切っ掛けとなったようだ。この様なよくわからない報道で一喜一憂するという事自体市場が方向感を決めかねて迷いがあるということだろう。
東京市場では日銀が展望レポートを発表。ゼロ金利を2012年まで継続する姿勢を示すとともに来年までに5兆円の資産買い取りを行うとした。また、次回の会合を11月4日に前倒しする事を発表。サプライズではあったが市場の反応は殆どと言ってよいほどなかった。それだけドル売りの圧力がこの日は強かったとみる事が出来る。ただ、長期金利自体も0.24%程度の下落である事から、ドル下落もそれ程長く続くとも思えない。今日は強弱入り混じる中でドルの買い戻しの動きが優勢とみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円] 日銀れ―ポートも反応薄

日銀が発表した展望レポートでは2012年の物価上昇率を0.6%とし、少なくとも2年間はゼロ金利継続の姿勢を示した。また、5兆円の資産買い取りを行うと発表するとともに来月の政策会合を11月4-5日に前倒しをすると発表。FOMCが2-3日に行われる事から、もし円高が進んだ場合に備えたものとみられる。しかし、市場は殆どこの発表には反応せず寧ろドル安が強まる皮肉な状態となった。NY時間には一部メディアが来週のFOMCでは大規模な資産買い入れを発表するのではといった憶測記事でドルが更に下落した。円高阻止の手はこれで出尽くした事となり、あとは介入が80円前半でどの程度出てくるかという事になりそうだ。今日は週末と月末が重なることから実需などの動きが活発となる。どちらかと言えばFOMCの前に輸出筋は少しでも多くドルを売っておきたいところでもあり、東京市場では下値を試しそうだ。ただ、NY市場の引け値では81円を何とか保った事で、80円台では覆面介入も含め底堅い動きを見せればNY市場ではドル買いが最終的につよまるとみる。
米ドル円予想レンジ:81円50銭~80円50銭
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[ユーロ米ドル] 移動平均線がゴールデンクロス


天井付近で十字線が出た後で二日連続陰線が続き、1.37ドルを抜ければユーロ下落が決定するかと思った途端押し戻されてしまった。結局1.37から1.41のレンジから抜け出せなかった。今日は移動平均線の200日線を90日線が下から上に抜け出るいわゆるゴールデンクロスがみられる。ユーロが上限の1.41ドルを試す展開も考えられるが、その前にフィボナッチ76.4%戻しの1.4ドルとその上にはパラボリックのSAR1.4050付近で頭を抑えてきそうだ。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4050~1.3000
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[豪ドル円] 豪ドル過大評価


IMFはこの日「豪ドルは5%~15%過大評価されている」「豪ドルの過大評価は一時的なものである可能性」との見方を示した。既に先月IMFは豪ドルが中期的に過大評価されているとの報告を出していたため、それ程驚きはなかったが具体的な数字を出してきた事が注目され、豪ドルは更に売りが強まった。日足では11月に入ると一目の雲に突入する動きがみられる。また、週足では半年近く雲の中をさまよっていて、これからは横這いが予想される。暫くもみ合いのレンジ相場が続くとみる事ができそうだ。
豪ドル予想レンジ:80円00銭~78円75銭
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[全般] 追加緩和の規模に焦点
NY時間に入ると米9月耐久財受注が3.3%と事前予想の2%を上回った事や新築住宅販売件数も僅かながら予想を上回りNY株式市場も堅調な動きとなった。ただ、WSJで追加緩和の国債買い入れ規模が予想よりも小さくなるかもしれないとの観測が広がると株価は下落に転じた。これまでは大量の国債買い入れを見込んでドルが下落し株価が上昇したものが、一気に修正の動きが強まっている。豪ドルやカナダドルなども資本の移動なども見られ、ドル買いの動きが一時的ではない可能性も出て来た。月末や週末も近づいてきた事で更にドル買い戻しの動きは活発になりそうだ。
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[米ドル円] 82円台に乗せるか

ドル高の流れが続いている。アジア時間でもドル円は堅調な地合いが続き、欧州時間に入り一時81円96銭まで上昇。82円には実需の売りなどが並んでいた事から一旦は押し戻された。しかし、ドル高の流れはNY市場に入っても変わらず米国耐久財受注や新築住宅販売件数などが事前予想を上回るなど前日の中古住宅などと同様に好結果となった。これにより、長期金利は上昇しドル買いは強まった。今日は日銀の金融政策決定会合が開かれるが、一部では低い格付けの社債なども購入する可能性があるとの意見も聞かれ、もしこの地合いで発表すれば82円台への上昇もありそうだ。38.2%戻しの82円50銭付近までの上昇もあり、勢いがつけばショートの損切りを巻き込んで83円手前までもありえそうだ。
米ドル円予想レンジ:82円50銭~81円50銭
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[ユーロ米ドル] 軒並みユーロの悪材料が出て

ドルの地合いは強く、依然としてユーロ下落は続いている。昨日は欧州時間にユンカーユーロ議長の「ドルは対ユーロで過小評価されている」との発言や、ポルトガルの予算案が野党との合意に至らず延長されたこと。更に、アイルランド首相が国家の問題は非常に深刻であるとの懸念を表明。メルケル首相も一部の加盟国による膨大な赤字が最大の問題ダルとの認識を示すなどユーロにとってマイナス材料が相次いだ。NY市場でもWSJがFRB内部の不協和音が強まり、来週の追加緩和の規模が予想よりも小さくなるのではといった観測記事が見られた事でドル買いの勢いは止まらない。目先のサポートとみられる1.37ドルが抜けてしまうと天井を付けた事を確認したとみて更に売りが加速しそうだ。下値サポートは1.35ドルとみる
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3800~1.3600
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[NZドル円] 政策金利据え置き


東京の早朝にニュージランドの中央銀行RBNZは政策金利を3.0%に据え置きはすると発表した。声明文では「金利はある時点で引き上げる必要があるだろう」とし、今後利上げの可能性を示唆するものであった。また、経済見通しの下方修正もなかったことからNZドルは61円台まで上昇。前日の豪ドルの急落によりNZドルもつられて売りが強まった事による反動もあったとみる。NZドル自体は豪ドルの動きに連動しやすく、目先はまだ上値の重い展開とみられる。ただ、ドル円が更に上昇すればNZドル円の下落にも歯止めはかかりそうだ。日足の一目の雲の下限が上値を抑えており、当面は横這い状態が続くとみる。
NZドル円予想レンジ:61円30銭~60円80銭
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[全般] ドル全面安の後に全面高
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[米ドル円] 日銀介入か


東京時間の終わる16時半にそれまで下落が続いたドル円は一気に上昇。日本勢の資本の買いが入ったともいわれたが、介入の可能性が高い。80円を割らせると一気に円高が強まるレベルに迫っているなかで何も当局がしないはずもない。覆面でドルを吸収してきたに違いない。介入で上昇させたものは必ず時間が経てば再び下げてくるものだ。ところが、今回はホーニングカンザスシティ連銀総裁が追加緩和は危険なかけと非難した事で来週の追加緩和への不透明感が広がり長期金利が上昇した。少なくとも来週の発表までは80円台を売り込むのはリスクが高過ぎる。
米ドル円予想レンジ:81円90銭~81円05銭
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[ユーロ米ドル] ユーロポンドの下落


欧州時間に発表された英国GDP速報値が予想を上回る好結果となり、英国の格付けもネガティブから安定へ引き上げられた事でユーロポンドが下落に転じた。これによりユーロは対ドルでも下落。カンザスシティー連銀総裁の追加緩和策への否定的な発言が出た事で米国金融政策の行方も不透明。ECBとの政策の違いからユーロ買いの動きが見られただけに、その反動の売りとみる事もできる。ユーロは1.4ドルを挟んで方向感の定まらない動きが続いており、まだ下落が決定的ともいえない。1.37ドルを下回らない限りまだもみ合いは続くとみる。ボリンジャーの中心線が1.38ドルでサポートとして位置する。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3900~1.3800
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[ポンド米ドル] 英国GDPと格付け


欧州時間に発表された英第3四半期GDPは前期比プラス0.8%と予想のプラス0.4%を上回る結果となった。また、格付け会社S&Pが英国の格付け見通しをネガティブから安定へと引き上げた事もポンドの買いを誘った。これにより、これまで上昇してきたユーロポンドの巻き戻しの買いが一気に出た事でポンドを更に押し上げた。時間足のフィボナッチ50%戻しレベルである1.59手前で一旦抑えられており、ここを抜けるのはもう一つ材料が欲しいところだ。週足の一目の雲の上限の1.59で見事に抑えられてしまい、ここから抜け出すかどうかも微妙なレベルで終わっている。1.59ドルを超えれば1.61ドルを目指す。
ポンド米ドル予想レンジ:1.5000~1.5750
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[全般] ドル安の流れ再び
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[米ドル円] 80円割れは時間の問題

G20ではドル安に歯止めをかける事は難しいとの判断で週明け東京市場ではドル売りが先行。ドル円も81円30銭付近からじりじりと下げが続き欧州時間の入る頃に一時最安値の80円41銭を付けた。日本の輸出企業が社内為替レートを引き下げるとの報道もあり、月末に近い事から実際に実需の売りも散見されたようだ。その後、一部の報道で28日の日銀決定会合でのレポートに2012年の消費者物価上昇率が1%未満にな留まるとの見通しが伝わると、ドル円の買い戻しも見られた。たいしたニュースとは思えないが、流石にこのレベルでは介入警戒感は高まる事からポジションの回転が速まっている。木曜日の日銀決定会合では低い格付けの社債も日銀が買い入れを行うという話もあり、その発表までは80円割れはお預けになるとみる。
米ドル円予想レンジ:81円00銭~80円20銭
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[ユーロ米ドル] ドル売り強まる

G20でのドル安阻止に対する具体策が見られずドル安は再び強まった。先週末にかけてドルのショートカバーが強まったものの、G20というイベントリスクが過ぎた事でドル売り安心感が強まった。しかし、相変わらず1.4ドルを挟んでの攻防は続いており往って来いのパターンがここでも起きた。パラボリックの1.4090までは届かず手前の1.4078ドルを付けてから1.39ミドルまで押し戻され上髭の長いローソク足が現れた。結局方向感はまだ掴めずボリンジャーバンドの幅も徐々に狭まってきた事で横這いの動きは続くとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4020~1.3920
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[豪ドル円] 利上げ期待の高まり


アジア時間に発表された豪州第3四半期生産者物価指数が前期比+1.3%(予想+0.5%)、前年比+2.2%(予想+1.4%)と事前予想を双方共に上回った。これでスティーブンRBA総裁はこれ以上の高いインフレを容認しないとコメント。来週の政策会合での利上げ期待が高まったことで豪ドルはアジア時間に80円53銭まで上昇した。しかし、その後はドル円の下落が止まらない事から利食いの売りも見られた。また、NY時間にはファンド勢の売りも散見されるなど、結局上髭の長い陰線で引け往って来い。週足の一目の雲の中で依然としてもみ合いが続いている事や、日足もこの先一目の雲がそびえ立っている事から当面横ばいの動きが続きそうだ。利上げ期待もドル円の下落懸念の高まりからクロス円では上値は限られているとみる。
豪ドル円予想レンジ:80円30銭~79円70銭
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[全般] G20を終え
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[米ドル円] ドルの戻しを探る

G20では結局米国が提案したGDP比で一定水準以下に抑える数値基準の導入は見送られたことで、日本の様な貿易黒字国が自国通貨安を促す動きにストッパーがかかる事は取り敢えず回避したことになる。元々中国に対する措置であるものの、日本にも飛び火してきただけに介入も非難の的になっていた。米国は強いドルを強調したが、追加緩和策がドル安を誘導するものではない事をアピールし非難を回避させようとする発言とみられ、実際にドル安が進む時に協調介入に応じるかは分からない。いずれ市場はそれを試す時期がきそうだ。今日はどこまでドル円の戻しがあるのかを見極めてから売りを出す。
米ドル円予想レンジ:82円50銭~81円00銭
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[ユーロ米ドル] 次期ECB総裁は誰

次期ECB総裁にウエーバードイツ連銀総裁の名が取りざたされたが、フランスのサルコジ大統領が反対の意向を示した。ウエーバー総裁は現在の異常な低金利政策に対しては否定的で出口戦略を早期に行う必要性を訴えていただけに、ユーロはこのニュースを受けて下落した。結局この日は1.4ドルに届かず終わり天井圏を形成する可能性が高まった。G20では強いドル政策を維持する事を改めて強調された事で、どこまでユーロドルの下げ(ドル買い)があるかを見極める事になりそうだ。それでも19日と20日に付けた安値1.37ドルを下回らなければ再び1.4ドルを試しにくるとみる。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3970~1.3750
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[豪ドル米ドル] G20の終了で中国株上昇か


G20では通貨安競争を回避する事で一致。これは特に中国人民元の上昇を促す目的が強い。また、米中の貿易アンバランスの修正もある程度前進した事は中国にとっては景気を抑える要因となる。しかし、G20では具体的な政策が見られずこれまでと大きな変化を期待するのは難しい。米国からの中国への圧力もG20の終了で弱まれば株価も上昇する可能性が高まる。中国経済は豪ドルにとっても影響が強い事から豪ドルの上昇は強まりそうだ。
他の主要国通貨と比較しても金利面からも依然有利であり、対NZドルとの金融政策のギャップからオージー・キウイにも上昇余地はありそうだ。
時間足の三角持ち合いがそろそろ収束しており、上に放れる可能性が高いとみる。
豪ドル米ドル予想レンジ:0.9960~0.9790
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[全般] G20前のポジションカバー
ユーロドルは欧州時間の始まる時間にユーロポンドとみられる纏まった買いが入った。ドイツ経済省が今年の経済見通しをプラス3.4%と従来のプラス1.4%から大幅に上方修正した事が背景とみられた。しかし、その後のドル買い戻しから再びユーロ売りが強まるなど、不安定な動きが続いている。G20を前に今日は更にドル買い戻しの動きが強まるとみる。
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[米ドル円] 80円台はドル買い

今日から始まるG20を前にガイトナー長官のドル安阻止の発言が市場に大きく影響した。
通貨安競争を止めるには最初にドル安の流れを使った米国自信が止める以外にない。ドル円はその中でも最もドル売りが進んだ通貨であるだけに、買い戻しの動きが本格的になれば真っ先に買いが強まるだろう。ただ、FRBが依然として追加緩和の手を緩まる事がなければ、いくら財務長官の発言があっても市場はドル売りを続けるだろう。
しかし、G20前ではドル上昇のリスク回避がまだ続くだろう。ドル円は昨日のガイトナー発言の時に高値を付けた81円後半を再び試す展開とみて80円台では買いを入れてみたい。
米ドル円予想レンジ:81円80銭~80円90銭
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[ユーロ米ドル] 悩ましい展開


アジア市場でガイトナー財務長官発言からドルが上昇し、ユーロは1.3080ドル付近まで下落し、前日の上昇は騙しの動きかと思われた。しかし、欧州時間に入るとドイツの経済省が2010年のGDP経済見通しを1.4%から3.4%に上方修正すると発表したことや、スペインの入札が好調であった事を背景にユーロ買いが一気に強まった。ユンケルユーロ議長の懸念する1.4ドルをすんなり抜けて1.4048ドルまで上昇。しかし、NY市場に入ると一転してユーロ売りが強まり1.39ドル付近まで押し戻された。米国新規失業保険申請件数が予想の45.5万件を下回る45.2万件となり前回の47.5万件を下回った事から来月の雇用統計に期待感が高まったためとみられる。しかし、ユーロドルの動きは余りに騙しが多く、ショートもロングも双方振り回されやすい。今日はG20前のドル買い戻しの動きは更に続くとみてボリンジャーバンドの中心線である1.37前半までの下落を予想する。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.3980~1.3730
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[ポンド米ドル] ユーロポンドの巻き戻しを期待


欧州市場の始まる早い時間帯にユーロポンドの纏まった買いが入りポンドは下落。ドイツの今年のGDP伸び率を3.4%と上方修正すると発表。一方で、英国のボーゼンBOE副総裁が英国の景気回復に懸念を示すと同時に11月のBOE政策会合では更なる緩和策の可能性を示唆したことなどが影響。ユーロポンドは一気に0.8780付近から0.89台へと上昇。その後は押し戻されて0.88ミドル付近でNY市場が引けているものの、3月の高値0.91台を試しに行く可能性が高そうだ。
ポンドドルは三日連続で大幅な実体部分の陽線と陰線が出ている。前日の安値1.5650ドルを下回ればボリンジャーバンドの下限1.5580ドル付近を試す展開とみる。G20を前にドル買いが先行しやすく、ユーロポンドの上昇が上値を抑えそうだ。
ポンド米ドル予想レンジ:1.5730~1.5580
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[全般] 騙しの多い相場展開
このレポートがどこまで信ぴょう性があるかは別として、市場がここまで反応するという事自体、依然としてドル安への流れが続いている証拠といってよいだろう。前日の中国の利上げやガイトナー長官のドル高発言など一気に吹っ飛んでしまった。ドル円は80円85銭の安値を更新し、ユーロやポンドも対ドルでほぼ往って来い状態。騙しの動きが先週から続いており、明日からのG20を控えこの方向感のない市場の動きはまだ続くとみる。この場面で方向を決めつけてかかるのはリスクが高過ぎるようだ。
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[米ドル円] 80円85銭の安値更新

前日に中国の利上げやガイトナー長官のドル高発言などで81円90銭まで上昇したドル円は、再び81円を割り込み80円85銭の安値を更新。メドレーグループアドバイザーズという情報会社のレポートFRBが5000億ドルの国債買い入れを6カ月以内に実施すると発表した事が原因だ。この情報会社は昔から市場では信頼の高いシンクタンクではあるものの、これ程市場が反応するのも珍しい。それだけ市場はG20を控えて神経質になっているのだろう。時間足で見るとこの1週間で3回80円台に下落し下髭を伸ばして跳ね返されていることから、底堅いという印象を与える。しかし、今回は介入警戒感での反発という事もあり、怖いもの見たさの動きは続くだろう。どちらにしても、最安値まであと1円余りとなった場面でここから無理してドルを売るのは無謀だ。ここは大きく上昇した時だけ売りで攻めていく事にする。
米ドル円予想レンジ:81円50銭~80円50銭
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[ユーロ米ドル] 往って来い



一晩で一気に前日の下落幅を押し戻してしまった。非常にトリッキーな動きであり、騙されやすい相場展開が続いている。1.4ドルという極めて悩ましいレベル付近に再び戻ってきた。日足では先週1.4ドルを超えた後にかぶせ線が現れて天井を売ったと判断。その次の日に十字線が出た後大陰線が出現した事で下落を確認したと思った矢先に再び前日の下落をかぶせる大陽線が現れた。ここから1.4ドルを超えていけるかどうかが焦点になる。
週足の一目の雲の中で陰線が長い下髭を出しているものの、依然として雲から出られないでいる。雲の中でのもがきあいは11月のFOMCまで続くとの暗示ともとれる。
G20前に市場は神経質になっており、どちらにここから転んでもおかしくない状態だ。
ユーロ米ドル予想レンジ:1.4000~1.3850
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[ポンド米ドル] 強弱入り混じる


BOE議事録ではボーゼン委員が資産買い入れ枠の拡大を主張し、センタンス委員は0.25%の利上げを主張したという。ボーゼン委員は量的緩和はCPIがターゲット以下に下落するリスクを低下させると主張。二つの意見が入り混じる結果となったようだ。その後発表された歳出削減案では予想を上回るものとなった。しかし、市場は英国の材料では殆ど反応を示さず、米国シンクタンクのレポートに反応。大規模の追加緩和策が実施されるとの思惑からドルは再び売りが強まると、ポンドも前日の下落幅を殆ど押し戻し往って来い。ただ、1.59ドルまでは戻せず、目先のショートカバーで終わったようだ。ここから再びドル売りポジションを持つかどうかの分かれ目とみる。日足ではボリンジャーバンドの中心線を挟んでおり、ちょうどどちらにもいける均衡レベルとみられる。週足の一目の雲の上限に終値がある事から、まだ下落トレンドとは見られない状況だ。このレベルでは売り買いがまだ交錯するところで、今週のG20後に再びトレンドが出来るまで短期決戦で臨みたい。
ポンド米ドル予想レンジ:1.5920~1.5720
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[全般] 中国の利上げとドル高
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[米ドル円] ドルの買い戻しで82円付近へ上昇


ガイトナー財務長官が米国は強いドルに対する信認を保持し、通貨の切り下げには携わらないだろうと発言。この発言によりドル円は81円前半からミドルまで買い戻しの動きが強まった。更に、NY市場が始まる直前に中国が0.25%の利上げを発表。年内には利上げ行わないとしていたために市場ではサプライズとなった。ドルはガイトナー長官の発言で底堅い動きをしていた矢先であり、ドルの買い戻しは更に強まった。ただ、81円後半には本邦からの実需売りが断続的に見られドル円は結局82円までは届かなかった。結局81円90銭を付けてからは徐々に押し戻されたが、ユーロやポンドの下げ幅は大きくドルの買い戻しの動きは週末のG20までは続くとみて良いだろう。時間足では三角持ち合いが収束し上に放れており82円方向への動きは継続。日足をみるとパラボリックが82円を抜け出たところに位置しており、これを抜けるか注目。その上にはボリンジャーバンドの中心線が83円40銭付近にあり、最初の介入が入ったレベルが上昇の目安とみる。
米ドル円予想レンジ:82円30銭~81円35銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |