ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] 中国経済への期待

アジア時間に発表された中国の9月PMI製造業が53.8と事前予想の52.5を上回り、前月の51.7から大きく上昇。中国経済に対する楽観ムードが強まったことで最初に反応したのが豪ドルだった。これによりアジア市場全般の株価が堅調な動きとなったことで更にはNY市場への上昇期待が強まった。リスク選好の動きが強まるとの見方からクロス円にも買いが入った。欧州時間に入るとユーロが上昇。前日のポルトガルでの追加緊縮策が決定した事やアイルランドへの懸念が後退した事などで1.37ドルにあるストップを狙った動きが見られた。NY時間に入ると米個人支出やPCEデフレーターが発表された。前回のFOMCでデフレへの懸念が中心となった事でこれらの数字は注目されていた。個人支出は0.4%と予想の0.3%を上回ったものの、PCEコアデフレーターでは予想通りの0.1%であった事から市場の反応は限られた。その後、ダドリーNY連銀総裁が追加緩和に前向きな姿勢を示し、更にエバンンスシカゴ連銀総裁も「追加緩和が望ましいかもしれない」と発言したことでドルが下落。前日は追加緩和策の期待が後退し金利が上昇する場面が見られたが、再び緩和への期待が高まった。ドル円の上値は依然重いもののリスク選好からのクロス円の買いが強待っている。特にユーロの上昇が今日も市場をけん引するとみる。


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 83円を目前にもみあい

(米ドル円日足)



ドル円はアジア市場から上値の重い展開で始まった。野田財務相は今後も必要な時に断固たる措置を取るとコメント。日銀の武藤副総裁は日銀による国債買い取り増額の可能性を示唆。更に、菅首相も財務相と同様円高に対して断固たる措置を取ると発言した。しかし、ドル円の上値は依然として重く、欧州市場では介入後の最安値83円15銭まで下落した。83円付近では流石に介入警戒感があるものの、上値での押上げ介入はないとの見方が支配的で戻しを狙った売りが今後も続くとみる。

米ドル円予想レンジ:83円60銭~82円90銭

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[ユーロ米ドル] 第2段目の上昇

(ユーロ米ドル週足)



アジア時間に発表された中国の9月PMI製造業が53.8と事前予想の52.5を上回り、前月の51.7から大きく上昇したことで中国経済に対する楽観ムードが強まった。これによりアジア株が堅調な地合いとなった事で欧州株価も堅調に推移。ユーロも前日のポルトガルでの追加緊縮策決定やアイルランドへの懸念の後退などもあり再び買いが強まった。1.37にあると見られたストップを巻き込みながら買いの勢いは止まらず、NYの引けにかけて堅調な地合いが続いた。米ドルの追加緩和策への期待が強まりドル下落の動きと同時にユーロに対する懸念が後退した事で第2段の上昇が始まったといえそうだ。61.8%戻しである1.39ドルが次のターゲットとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3900(61.8%)~1.3720


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[豪ドル円] 中国PMEを受け

(豪ドル円日足)



アジア時間に発表された中国9月PMI製造業が事前予想を上回り、前月からも大きく上昇したことで中国経済に対する楽観ムードが強まった。これを受けて真っ先に反応したのが豪ドルだった。前日に豪ドルが過大評価されているとのIMFのレポートにより上値の重い展開を見せた豪ドルだったが、これを受け再び買いが強まった。また、RBAウオッチャーとして知られるマッカラン氏がこの日次のRBA会合で利上げを行うと発言した事も豪ドルの上昇を支えた。一方で、ドル円の上昇が見込めず、依然として下落リスクが高まるため対円での上昇はそれ程見られなかった。パラボリックが80円前半に位置しており、このレベルを下抜けするとトレンドが転換するとみられていたが、辛うじて避けられた。
目先はドル円の動向を見ながら買い場を探していきたい。

豪ドル円予想レンジ:81円50銭~80円50銭


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